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人材派遣の営業はきつい?楽?6年目の経験者が本音で紹介

人材

人材業界の中でも、人材派遣営業はきついというイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。

ネット上で調べても、労働時間が長い、離職率が高い、トラブル対応が多いなどネガティブな内容が多く書かれており、ポジティブな内容が少ない印象です。

しかし、人材派遣は人気のある業界です。
かくいう私も、正社員で人材派遣の営業職6年目でございまして、クライアントとの商談や派遣スタッフの就業後のサポートに携わっております。
部下育成として新入社員の教育にも携わってきた私が、実際に人材派遣の営業はきついのか、現場のリアルな声をお伝えいたします。

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人材派遣の営業はきついの?楽なの?

結論から申し上げますと、きついです。

イレギュラーなことが沢山起こる仕事ですので、そういったイレギュラーな事への対応力が求められます。
また、求職者のサポートをする事になりますので、お節介なぐらいが丁度よく、人に関心を持つことができないと厳しい仕事内容かと思います。

今でこそ慣れましたが、私も最初はこんな事が起こるの?という事の連続でした。
更に、クライアント先まで足を運ぶだけでなく、電話やメール対応、書類作成などの事務的な作業まであるので、決して楽な仕事ではないでしょう。

人材派遣の営業がきついと思うところ

では、実際に人材派遣の営業のどういった点がきついのか、具体的に紹介いたします。

・トラブル対応が多い
派遣スタッフのサポートは、就業後も継続して行うのが人材派遣の特徴です。
就業後の人間関係や、業務内容が原因で相談を受けることが多く、その全てを解決するよう考え、動く必要があります。

・突然辞めるスタッフがいる
トラブル対応の中で多い内容が、こちらの突然の退職です。

連絡もなく突然就業先に出勤しないケースがあります。

こちらはクライアントからのお叱りもありますので、精神的なつらさもあり、新入社員がまずぶつかる壁です。

・人がスムーズに見つからない事がある
前述した突然の退職の場合は、そのポジションの穴を早急に埋める必要があります。
しかし、タイミングよく人が見つからないこともあり、見つかるまで探し続けるには相当な根性が必要です。

・業務量が多い
求職者とクライアントのどちらの対応も行います。
クライアント先に訪問の他、電話やメール対応、契約書の作成を行いますが、その合間に緊急対応の連絡が入ることもありますので、基本マルチタスクになります。

以上のように、業務量の多さに加え、イレギュラー要素であるトラブル対応が重なってくるので、自分のペースを乱される瞬間も多く、精神的なきつさを感じる方も多いでしょう。

人材派遣の営業が楽だと思うところ

人材派遣の営業のきつさを並べてきましたが、一方で楽だと感じる瞬間もありますので、いくつかご紹介いたします。

・業務内容がシンプル
業務量は多いですが、内容はいたってシンプルです。

求職者と人材不足の企業を繋げる仕事なので、次々と新しいことを覚える必要はないです。
慣れてしまえば楽かもしれません。

・自分でスケジュール作成ができる
クライアントや派遣スタッフとの約束事は双方の都合にもよりますが、約束のない時間の使い方は比較的自由です。
どの時間に営業活動をするか、事務作業をするかなどスケジュール作成できるのは営業の醍醐味です。

・トラブルがなければ楽
派遣スタッフの勤務態度や能力によりますが、クライアント評価が高くトラブルが起きなければ困ることはありません。
フォローは必要ですが、そこまで精神的に疲弊することはないでしょう。

いかにクライアントと派遣スタッフ双方のマッチ率を上げるかが、派遣営業の力の見せ所とも言えます。

・やったらやった分だけ結果に繋がる
どれだけ頑張っても結果に繋がりにくい仕事もあるかと思いますが、人材派遣の営業はその点心配はいりません。

数字を求められる営業にとっては楽とも言えるでしょう。

以上のように、人材派遣の営業にはきつい所だけでなく、楽なところもあります。

人材派遣の営業できつかった体験談

次は、実際に私が経験した人材派遣の営業できつかったエピソードをご紹介いたします。

当時、私は派遣スタッフCさんの担当をしておりました。

Cさんへお仕事を紹介し、いざ初出勤を迎える日のことです。
待ち合わせをして就業先へ行く予定でしたが、時間になっても来ず、そのまま連絡がつかなくなってしまいました。
心当たりもなく、状況が分からないままクライアントにまずは連絡をし謝罪、状況が分かり次第再度連絡をする旨を伝えましたが、クライアントは激怒でした。
どうやら、Cさんの初出勤でサポートを万全にする為、3日前からマニュアルなど資料を作ったり、各々が自身の業務を先に終わらせていたとのことです。
私はクライアントの気持ちをしっかりと受け止め、申し訳ない気持ちで何度も頭を下げました。
お叱りを受けるつらさもありましたが、何よりクライアントがCさんの為に、時間をかけて準備をしてくれたにも関わらず、私はCさんが何故来なかったのか何一つ説明できない状況がきつかったです。
その後、Cさんとは連絡がつかないままでした。
幸い、代わりの方が見つかり、クライアントも満足で今でも良い関係を築いていますが、当時のことは今でも忘れません。

人材派遣の営業がきついときの対処法

私の経験をもとに2つ紹介いたします。

・良い部分にもしっかりと目を向ける
人間、悪いところばかり見てしまいます。
トラブルにばかり目が行きがちですが、その裏ではトラブルなく就業している派遣スタッフもおります。
そのおかげで助かっている場面も沢山ありますし、お仕事の決まった派遣スタッフから感謝の言葉をいただくことは他にはないやりがいがあります。

・きつい場面をいかに楽しめるか
きついと感じる瞬間でも、学びは沢山あります。
勿論謝罪をしている瞬間は気分の良いものではありません。
しかし、謝罪の仕方一つとっても様々な方法があり、より誠意が伝わればその後クライアントとの関係性は上がる可能性もあります。
派遣スタッフがトラブルを起こしたと人のせいにすることは簡単ですが、自身のサポートがもっと充実していれば防げたかもしれない、次はこうしてみよう、とあらゆる視点を持つことは大事です。
そう考え、きついことを乗り越えてきました。

まとめ

人材派遣の営業に関して、現場のリアルな声はいかがでしたか。

楽なこともありますが、きついが上回ってしまうのが人材派遣の営業だと思います。
しかし、学ぶ事は多く、自身の成長に繋がる仕事でもあります。
人材を扱うということは、決まったマニュアルがなく、その一人一人によって対応方法が異なりますし、トラブルの解決能力や、問題点を発見する力は非常に養われます。
大変なことも多い仕事ですが、楽しんで取り組める方にとっては成長できる非常におすすめの仕事です。

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