本ページはプロモーションが含まれています

人材コーディネーターの仕事はきつい?楽?3年働いてリアルに思うこと

人材

今まさに就職、転職活動をしている最中の人へ。
人材コーディネーターの仕事の募集が気になっているけれど、仕事内容はどんなもの?きつい仕事?楽な仕事?などなかなか聞けないようなことがあるかもしれません。

この記事では、大学卒業後新卒で大手人材会社に就職し、人材コーディネーターとして3年間勤務した経験のある筆者から、仕事内容がきついのか楽なのかをこっそり解説していきます。

↓退職でお困りの方はチェック
退職代行ガーディアン
東京都労働委員会認証の法適合の法人格を有する合同労働組合

人材コーディネーターの仕事はきついの?楽なの?

仕事内容がきついか、楽か。
はっきり言ってしまえば「きつい」です。

筆者が勤務当時きついと思った理由は後から詳しく記載しますが、勤務時間がどうしても長くなってしまうことによる体力的なものが大きかったと思います。

これから人材コーディネーターの仕事を検討する人には、この記事を読んで仕事内容が自分の生活スタイルに合うかどうかをチェックしてもらいたいです。

人材コーディネーターの仕事内容

勤務先によって異なりますが、人材コーディネーターの仕事内容には以下のようなものがあります。

・営業職のヒアリングした内容をもとに、クライアント(募集元の企業など)と登録スタッフをマッチングする。
・マッチングするための登録スタッフ向けメルマガやホームページの募集案件の更新・管理
・就業希望スタッフのスキルシート(簡単な履歴書)を作成
・就業が決定したスタッフの就業前、就業後のフォロー
・スタッフ募集のためのイベント開催

人材ビジネスは登録スタッフがいなければ成立しません。
ただし、登録スタッフは普段仕事をしながら次の就業先を探している場合が多いため全てのスタッフが日中に連絡が取れるとは限りません。
むしろ、夕方から夜しか連絡できない人の方が多いです。

なので、日中には近況伺いや仕事の案内をするメールを送っておく、ホームページ管理をする、クライアントへ紹介するスタッフのスキルシート(簡単な履歴書)作成などの作業を中心に行い、夕方以降で返信されてきたメールへの対応や電話、オンライン面談などの本格的なマッチングを行うことが多かったです。

また、登録スタッフ募集のためのイベント開催では、どのようなイベントであればスタッフが興味を持って集まってきてくれるか、場所の選定やセミナー内容、来場お礼のプレゼントなどの検討から当日の運営までを営業担当、登録担当と一緒に行いました。

人材コーディネーターの仕事がきついと思うところ

では人材コーディネーターの仕事がきついと思うところを紹介していきたいと思います。

残業時間が長くなりがちなところ

先に記載した通り、登録スタッフとの連絡を密に取り合う必要があるため、夕方から夜に電話や面談を行うことが多くなります。
就業時間は9時?17時のはずでも、毎日終電間際まで会社にいるということも珍しい光景ではありません。

急な募集案件に対してスタッフのマッチングができない時

クライアントからの急ぎの案件。
明日からでも就業できるようにしてほしい!と要望されてもなかなかそんなに動けるスタッフは見つからないもの。
そんな時のクライアントからの「まだ決まらないの?」という無言の圧力は厳しいものがありました。

スタッフからの「もっといい仕事ありませんか?」

クライアントからの圧力とは反対に、スタッフも急いで仕事を探している場合があります。

希望する条件が高すぎたり、募集する案件に沿わないなどの理由でなかなかマッチングできない場合「もっといい仕事はありませんか?」「なぜいい仕事が見つからないんですか」という圧力もなかなかの厳しさがありました。

ドタキャンがある

紆余曲折を経てやっとマッチングが成立し、いざ勤務初日の待ち合わせにスタッフが現れない!または勤務初日でまさかの「退職します」。
就業までの努力が0になった瞬間はまさにガックリ。
そんなことも結構ありました。

こちらの人材コーディネーターはやめとけと言われる理由のところも併せてチェックしてみると良いと思います。
人材コーディネーターはやめとけと言われる理由は?3年の経験から言えること

人材コーディネーターの仕事が楽だと思うところ

正直、これも勤務先によると思います。
上に記載したきつかったことに対して筆者が「この仕事は楽」と思っていたところはちょっと少なめです。

常連スタッフの大活躍

繰り返し依頼される短期の募集案件などでは、その案件を気に入って必ず就業してくれる常連スタッフがいることがあります。
そんな案件の担当になると、マッチング不要で就業が決定するので非常に助かりました。

ほぼオフィス内での勤務になるため、快適な環境で仕事ができる。

天気や気温に関わらずクライアントを訪問している営業担当に対し、人材コーディネーターの仕事はオフィス内での作業が中心になります。
疲れが出た時は少しだけ席を離れて一息、好きなお茶を淹れてみる。
癒しタイムを作ることで仕事を頑張ることができました。

人材コーディネーターの仕事をして良かったと思うところ

3年間人材コーディネーターとして勤務していて良かったと思うところには以下のようなものがあります。
きつかったことが多い仕事でしたが、社会人としての自分を成長させてくれた仕事でもありました。

クライアントとスタッフ双方にとって好条件なマッチングが成立し、感謝されたこと

クライアントの求めるスタッフ像とスタッフの求める理想の勤務先がバッチリと合い、感謝の言葉や手紙をもらったことがあります。
それは新卒だった筆者にとって人材コーディネーターとしての自信となり、その後の仕事に対するモチベーションを上げてくれました。

電話対応、接遇スキルの向上

これも勤務する会社によると思いますが、筆者の勤務していた会社では接遇を重要としていて、言葉遣いや好感度の高い所作を学ぶための研修が年に何度もありました。

そこで得た接遇スキルは、転職した今でも自分の武器となっています。

交渉能力が身についた

クライアントとスタッフの希望を擦り合わせていくのが人材コーディネーターの腕の見せどころ。

どのように条件を合わせれば就業に結びつけられるか。
クライアントも多数あればスタッフも多数います。
同じようなマッチングの仕方ばかりではうまく話が進みません。
密にコミュニケーションを取りながら話を進めていく事で交渉能力がつきました。

人材コーディネーターの仕事をやめておいた方がいい人

では人材コーディネーターの仕事をやめておいた方がいい人を見ていきたいと思います。

アフター5を充実させたい人

人材コーディネーターの仕事は残業が多くなりがちです。
なので、アフター5に習い事やデートの予定をたくさん入れたい人は難しいかもしれません。

黙々と仕事をしたい人

スタッフへの仕事案内やフォローは、電話や面談で行うことが多いです。
なので、机に向かって黙々と作業するような仕事を希望する場合は人材コーディネーターは避けた方が良さそうです。

人見知りしがちで、対人関係に苦手意識のある人

上記の通り、電話や面談を行うことが多くなる人材コーディネーターの仕事。
人見知りだったり相手の気持ちをわかりすぎるあまりストレスを溜めてしまいやすい人は、気疲れしてしまうと思います。

挫けやすい人

マッチングがうまく行かなかったり、スタッフのドタキャンに直面したり時にすぐ挫けてしまう人には不向きです。
人材コーディネーターには、「必ずマッチングさせる!」と諦めない強いハートが必要です。

人材コーディネーターの仕事はこういった人におすすめ

人材コーディネーターとして活躍できる人とはどんな人でしょうか?

聞き上手な人

スタッフの希望をうまく引き出し、クライアントとの条件をすり合わせながら就業へと結びつけることができます。
まずは相手の話を聞くこと。
これはマッチングを成功に導きます。

記憶力のいい人

これは特にスタッフフォローで役に立ちます。
スタッフの言った何気ない一言を覚えていて、次の電話などで話に使うことができると一気にスタッフとの距離が縮まります。

交渉することが嫌でない人

マッチングの際、仕事の条件があと少し良ければ就業してもいい・・・など、クライアントやスタッフと交渉する場面が出てきます。
積極的に交渉できる人は人材コーディネーターにおすすめです。

夜遅い残業に対応できる体力のある人

残業が多くなりがちな人材コーディネーターの仕事。
夜遅くなっても大丈夫!という体力に自信がある人は仕事をする上で武器になります。

併せてこちらもチェックしてみると良いと思います。
人材コーディネーターに向いている人・向いていない人|3年働いて思うところ

まとめ

新卒から3年間勤務した経験から、人材コーディネーターの仕事はきつい?楽?という点について解説させてもらいました。

筆者にとって人材コーディネーターの仕事は「きつい」ものでしたが、頑張った分だけやりがいは大きく、また接遇や交渉など転職をしてからも自分の武器となる能力を得ることができたので意義のある3年間だったと思っています。

きついという言葉だけに惑わされず、今回人材コーディネーターの仕事に興味を持って調べてみたその気持ちを大切に、今後の就職・転職活動を進めていっていただけたらと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました