保育園調理師をやめたい！辞めるべきタイミングと理由｜4年以上働いた経験から紹介

私は保育園調理師として4年半、正社員として大小さまざまな保育園で給食を作って実際に退職をした経験があります。

なぜ保育園調理師をやめたいと思ったのか、どのようなタイミングで上司に切り出したのか、辞めるべきタイミングと理由を自分の経験に基づいて書きまとめました。

今、実際に同じように悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。

保育園調理師を辞めたいと思う主な理由

私は25歳で保育園の給食業界に入ったのですが、正社員のほとんどは自分より年齢が高い人が多くいろいろな経験を経て給食業界に入った方がほとんどでした。

そして業界に入って、1年程立った時に若い時じゃなくても出来る仕事だなと感じました。

安定を取った分、ぬるま湯のような環境にずっと浸かっていても良いのだろうかという疑問がずっと残っていました。

元々、土曜保育があるのは承知の上で働き始めましたが人手不足により土曜出勤が月一から隔週に変わりそして毎週の様に土曜出勤をしていた時がありました。

それだけにとどまらず夏休みの時期になると毎週の様に夏祭りの手伝いでほかの保育園にヘルプに回されて家から遠い保育園に行く事もありました。

また年齢別の平均年収よりも低いことも多く、昇進すればするほど業務も増える割に、給料はそこまで上がらない点に不満を感じることも多かったです。

入社したてで初めての配属先が会社内でも一番大きな保育園だったのですがとても忙しいので人も定着せず、人がいないのできちんと研修もされずパートタイマーで働いている方と正社員の仲も悪く、皆、イライラして表面上だけ取り繕っているような環境でした。

その時の自分は辞める事はせず違う保育園に異動させてもらいましたがあのまま我慢していたらすぐに辞めていたと思います。

正直な話、20代半ば、独身で保育園調理師として働いている事に疑問があれば今すぐ、転職活動をしながら辞めるように動き始めるべきだと思います。

若ければ若いほど未経験の業種でも雇って貰いやすいですし、一度、違う業種に行っても保育園調理は戻りたければいつでも戻れる業界だと思います。

私自身が保育園調理師として勤めていた時も、一度辞めて出戻りで正社員として雇いなおしてもらう人は多かったです。

また、20代後半の方は自分の状況をよく考えて、退職金が出るタイミングもあるので退職金が出るまで我慢できれば我慢した方がいいとは思います。

自分が上司として部下の正社員が辞める相談から退職するまでを対応した事もあるのですが上司の立場として感じたのは12月まで勤務して退職するというのが辞める本人はボーナスも出て、上司としても年明けから新年度になるまでは給食をつくる量も減っていくので年内まで働いてもらえると助かるかなと感じました。

その後、自分が辞める時も6月頃には自分の上司に退職の意思を伝えて、新年から代わりの人を入れてもらえるようにしました。

法律的には2週間前で問題ないですが人手不足な事が多いので少しでも早く伝えた方がスムーズに事が運べます。

また、人生何が起こるかわからないので転職したけど保育園調理師の方が良かったと感じる事もあるかもしれません。

働ける職場の選択肢は1つでも多い方がいいので極力、円満に退職できるように動くことをお勧めします。

引継ぎ資料を作っておくと良いでしょう。

保育園で直接雇用されている場合は作らなくても問題ないと思いますが、給食委託業者で雇用されている場合、保育園によってそれぞれ提供時間やアレルギー児の有無、そのほか細かいルールなどが違うのでまとめておくと印象も良く、先述した通り、出戻りする時も戻りやすいと思います。

保育園調理師として4年半、正社員として大小さまざまな保育園で給食を作って実際に退職をした経験から、辞めたいと思った理由やタイミング辞める時にやった方が良い事をまとめました。

私の場合は2年目で保育園調理師として働くのをやめようと思っていた矢先にコロナ禍になってしまい、やめようと思ってから2年半ほど長く仕事を続けていました。

長引いた分、保育園調理師の仕事の良さにも気づくことが出来ましたし、少しずつ保育園の調理業界も待遇が良くなってきている印象もあります。

なので、現在、保育園調理師として働いていて辞めたいなと思っている方は一度冷静になって、いい所、悪い所を改めて見つめなおしてから考えてほしいと思います。

これから保育園調理師として働き出す方には、上にまとめたように感じた人間が居たと頭の片隅にでも入れておくといつか役に立つときが来るかもしれません。

最後まで、読んでいただきありがとうございました。