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保育園調理師はきつい?楽?大変なこととは|4年以上働いた経験から紹介

調理

保育園の給食調理は一般的には、どのようなイメージを持たれる方が多いでしょうか?

打算的に生きていた私は、時間も決まってるし祝日は休みだろうし、そんなに給食を作る量も多くないだろうと思っていました。

そのまま求人サイトで見つけた給食委託業者に応募して正社員として採用され4年半ほど働かせて頂きました。

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保育園調理師の仕事はきついの?楽なの?

四年半働いた結果、基本的には『楽』だと感じています。

ファミリーレストランなどで働いた経験もあるのですが、いつまでも鳴りやまないオーダー、ラストオーダーまで終わらない料理するという作業・・・その点、保育園の調理は毎日作る量が決まっていてゴールが明確にあるという点が精神的に『楽』という事とそして仕事中の時間の流れが一定で慣れてしまうと身体的に『楽』です。

しかし『基本的に』楽と付けたことにも意味があります。

なぜ『絶対に』と付けないかを次の項目にまとめます。

そしてなぜ『楽』と感じたかもその後にまとめます。

保育園調理師の仕事がきついと思うところ

会社が給食委託業者の場合、保育園の規模のばらつきがとても大きいところ

初めて配属された保育園はとても大きい保育園で園児数が600人弱に先生が40人と作る量も物凄くて体力的にしんどい思いをしていました。

しかし異動になり次の保育園に配属されると園児数が30人だけで先生は給食を食べないといった感じで拍子抜けをしてしまった経験があります。

土曜日がつぶれがちなところ

この点も保育園や会社の状況に左右されることが多いのですが、土曜保育は基本的にどこの保育園も実施されています。

土曜保育の際は少人数でも給食とおやつを作りに出勤するのですが給食業界も人手不足です。

毎週のように土曜日に出勤して平日の代休もなく土日、休めたのが4か月後なんて事もありました。

命に係わる恐れがあるところ

保育園で給食を作っていると必ずあるアレルギー対応のお話です。

私が勤めていた会社はアレルギーがある園児には、別のメニューを作って対応していました。

間違えないように神経を尖らせて、何重にもチェックはしていますが年に幾度かはヒヤリとする事が起きてしまいます。

保育園調理師の仕事が楽だと思うところ

一日の作る量が決まっているところ

ファミリーレストランで働いていた時は平日でもラストオーダーまでオーダーが入り続ける日があったり、休日でもまったく暇な日があったりと予想がしづらく精神的にきつかったですが保育園の給食調理は決まった量を作ればいいだけなので、時間の見通しがしやすく、精神的に非常に楽でした。

時間に正確なところ

先ほど書いた内容にもすこし被るのですが、作る量が決まっていて給食提供する時間も決まっているのでメニューによることもありますが大体毎日、同じ時間に出来上がるようになります。

毎日同じ時間に、下処理をして、火を入れて、味付けして、給食を提供して休憩するのように体も一日のリズムを覚えていくので慣れると身体的に楽でした。

売り上げのことを気にしなくてもいいところ

ファミリーレストランで働いていた時は、常に上から売り上げに対してのプレッシャーをかけられていましたが、保育園の給食は決まった食数に対していかに無駄なく食材を使用するかという点に気を付けるだけで売り上げに対するプレッシャーが無いので楽でした。

保育園調理師の仕事をして良かったと思うところ

・自分の時間を確保しやすいところ
毎日、決まった時間(16時半~17時)に仕事が終わるのでアフター6を楽しむ事が出来ました。

・安定して仕事があるところ
2020年、某ウイルスの対応で緊急事態制限が発令されていた時にお仕事が完全にお休みになっていた方も多かったと思いますが、私が当時、担当していた保育園は医療従事者の方のお子さんを預かっていたので変わらずに仕事がありました。

ライフラインを守る仕事に間接的に関係しているので飲食業の中でも安定して働けます。

保育園調理師の仕事をやめておいた方がいい人

・すごく稼ぎたい人
基本的に飲食業というのは水商売なので収入に浮き沈みがある業界です。

その分、収入がとても高くなる可能性があるという事ですが給食業界は安定感がある分、ものすごく収入が高くなるということはあまりないと思います。

・料理だけしたい人
毎日、給食を作って提供して終わりという訳ではないので時には子供たちの前に出て食育をしたり、保育士の先生と会議をしたりと人前に出て話す機会が多いので料理だけしていたい人はやめた方がいいと思います。

・早起きが苦手な人
保育園に直接、雇われている調理師の方なら問題ないのですが、給食委託業者に雇われた場合、自宅から遠い所の保育園に異動になる事は可能性として高いです。

保育園の給食調理は朝が一番、忙しいので早起きが苦手な人はやめた方がいいと思います。

保育園調理師の仕事はこういった人におすすめ

・安定して働きたい人
調理の仕事をしたくて尚且つ、安定度を求める方にはお勧めします。

私自身、緊急事態宣言が出ていた時に毎日仕事のある、ありがたさをとても感じていました。

次、緊急事態宣言が発令されるような事が起きるかは誰にもわからないので安定して仕事を求める方にお勧めです。

・残業したくない人
15時におやつを出して、食器が戻ってきて洗い物をして事務作業を終わらせるとその日の業務は終了するのですが大体、16時半になる前には終わる事がほとんどでした。

私が勤めていた4年半で残業したのは片手で数えるほどだったので、残業したくない人にお勧めです。

まとめ

ここまで色々と書いてきましたが、『保育園調理師がきつくなるか楽になるか』は、保育園の大きさ、園児の多さが影響します。

なので、これから保育園で調理師として働きたいと考えている方は求人を見て、保育園のホームページも見て大体の園児数を把握しておくことをお勧めします。(私の体感だと100人規模であればかなり楽な環境でした。)

また給食委託業者の場合は応募した保育園とは別の保育園での雇用の可能性、異動をすることもあるのでその点もしっかり確認をしましょう。

私は保育園の給食調理は長く働きやすい『楽』な職場は多いと4年半で感じました。

『楽』な環境で働くことができれば、自分にも余裕が出来て、視野が広がると思います。

この記事を読んで一人でも精神的、肉体的に余裕がある人が増えたら嬉しいです。

 

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