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銀行への就職は難しいのか|内定を勝ち取るためにはこれをした!

銀行

文系の就職先として、必ずと言っていいほど話題に上る業界が「銀行」です。
大手の銀行は毎年、人気ランキングの上位。
複数の業界を受ける中で「とりあえず銀行も挑戦する」という人は多くいます。

「志望者が多いということは、やはり就職が難しいのだろう」
「規模が大きな銀行よりも、地方銀行のほうが入りやすいだろうか」
そう考えている人は、少なくないかもしれません。

私も複数の銀行・信用金庫に応募し、都市銀行で約八年間、銀行の窓口業務を勤めました。
その経験を踏まえて「銀行への就職は本当に難しいのか」という疑問に、本音でお答えしていきたいと思います。
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銀行への就職は難しいのか

結論として、比較的難しいと思います。
以前より志望者が減少していると言われているものの、銀行側も採用数を減らしているので、難易度があまり変わらない企業が多いようです。

ただ私が受けた銀行の面接は、難しい知識を問われたり、ユニークな発想を求められたりすることはありませんでした。
特別な準備が不要だったという意味では「就職活動」自体は難しくなかったように思います。

また私はいくつかの地方銀行・信用金庫も受けておりましたが、ほとんどが「グループワーク」や「一回目の面接」で落ちてしまいました。
唯一トントン拍子に進んだのが、最終的に就職した都市銀行です。
自分の出身大学や求人倍率などから判断すると、採用されるのは難しいだろうと思っていた銀行でもありました。

就職活動は企業との相性もあるので、学校受験のように合格の基準はありません。
事前に自分のレベルから「合格率」が分かるものではないということを実感しました。

銀行への就職はなぜ難しいの?人気なの?

出身学部を問わないから

多くの文系学部は、理系学部と比べて専門性に欠けます。
そのため就職活動の際に、応募できる企業が限られたり、自己紹介で書けるスキルが少なかったりします。
そんな文系の学生にとって「同じ学部の先輩が就職した」という実績があるのが金融業界です。

特に志望業界の決まっていない人にとっては、その「身近さ」が挑戦しやすく、人気の理由になっているのだと思います。

銀行が有名だから

数ある金融業界の中で、何故「銀行」を選んだのか。
動機は人それぞれですが、私は「有名だから」というきっかけが多いように思います。

保険や証券の店舗に行ったことがない人は多くても、銀行の店舗にはほとんどの人が行ったことがあります。
また銀行を舞台にしたドラマを、観たことがある人もいるでしょう。

仕事を「想像しやすい」ということは、企業が求めている人物像に、より近い強みをアピールできることに繋がります。
就職活動において、銀行が注目されやすいポイントだと思います。

働き方が多様だから

就職活動のとき、銀行側がアピールすることの一つが「働きやすさ」です。
福利厚生がしっかりしていることや、女性が活躍しやすいこと、多様な部署で幅広いキャリア形成ができることについて、耳にすることが多いのではないでしょうか。

当然ではありますが、キャリアアップをするには資格取得や実績などが求められ、容易ではありません。
実際に具体的なキャリア・働き方を考え始めることができるのは、最も優秀な人でも入社後三年働いてからだと思います。

しかしこの将来的なキャリア形成に魅力を感じ、銀行を志望する人は多いように思います。

銀行に就職するためにこれをした

銀行への就職のために、私がした勉強は二つあります。

お客の目線から、銀行は何が出来る所なのかを調べる

一つめが「お客の目線から、銀行は何が出来る所なのかを調べる」ということです。
いざ調べてみると、生活においても必要な一般常識だったので、興味を持って取り組むことができました。

例えば窓口やATMでは、自分の口座でお金を出し入れする・他者の口座へお金を送ることなどが出来ます。
具体的なやり方やバックヤードを調べていくと「預金業務」「為替業務」という銀行の仕事を勉強できました。

経済新聞を読む

二つめは「経済新聞を読む」ことです。
これは内定後、入社までの宿題としても求められたので、銀行員として必須と言って過言ではないでしょう。
最初は全く内容が分かりませんでしたが、為替相場・日経平均株価は毎日書き出して、変動を見ていました。

そのうち「何故このように変動したのか」という背景について書かれている記事を探すようになり、そこで分からない単語が出てきたら調べるようにしました。
ただあまりに専門的で難しく感じていたので、今の時代であれば、動画などの分かりやすい媒体も活用したほうが良いかと思います。

銀行への就職を成功させるためにしておくべきこと

皆が同じようなスタートではあっても、新入社員の中で「よくできる」と評価される人とそうでない人に、必ず分かれます。
複数人の「よくできる新入社員」を見てきましたが、私が思う彼らの共通点は二つあります。

教えてもらったことを確実に覚えようとする

一つめは「教えてもらったことを確実に覚えようとする」ことです。
メモを取りながら先輩の話を聞くことは当たり前ですが、あまりに覚えることが多い上に、接客ですので予期せぬタイミングで仕事がやってきます。
メモの中から探しきれず、私自身も何度、先輩の手を煩わせたか分かりません。

しかし「できる新入社員」は、二回目からほとんど聞くことなく、メモを見ながら出来るようになっているのです。
単に覚えが良い人もいるかもしれませんが、おそらく書いたメモをそのままにせず、復習してまとめていたのだと思います。
毎回新しいことを教えることができるので、成長は人一倍早いものでした。

よく気がつく

二つめは「よく気がつく」ことです。
個別に教えられた仕事が、一日を通してどのように繋がっているのか。
これを理解するのは本当に難しく、混乱する新入社員が多くいます。
「できる新入社員」は、先輩の動きを観察して、自ら気付いていたので驚かされました。

銀行への就職は
・内定をもらうこと
・働き続けること
どちらも出来て成功だと思います。
そのため、事前に何かの勉強をするというより「できる新入社員」の特徴を持っていることが大切です。
就職活動でこの特徴をアピールでき、就職後はこの特徴を意識して行動できると、成功と言えるのではないかと思います。

まとめ

銀行への就職は、志望者が多いという点では難しい場合があります。
しかし入社時点で専門的な知識があるかという点は、今後の銀行員生活においてもそれほど重要ではありません。

勉強熱心でなくてはいけませんが、仕事を教えてもらうのを「待つ」人や、仕事があるのか「聞きに行く」だけの人は、同期の中でもすぐに取り残されてしまいます。
今思えば、先輩の仕事を「サポート」する意識があるかどうかの違いだったのだと思います。

銀行を受けてみたい人にオススメするのは業界研究はもちろん、学生から社会人への意識改革です。
ぜひ内定だけではなく「できる新入社員」になって、その先の銀行員生活で成功してほしいと思います。

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