こちらを開いてくださったということはブライダルバイトに興味があるということでしょう!
そんな皆様のためにブライダルバイト一筋3年間やっていた私が体験談をもとにブライダルバイトについて正直に書いていきます。
当時大学生だった私は研究室に忙しく高収入で土日にできる職業を探していました。
そしてたどり着いたのがこのブライダルバイトだったのです。
結婚式のお手伝いをすることはやりがいがありますが、一方で新郎新婦一生に一度の門出を祝う責任に怖いと感じる方も多いでしょう。
そのような状況下で起こるトラブルや失敗によって、お客様に不快な思いをさせないためにどのような点に注意したら良いでしょうか。
今回はブライダルバイトの怖いところとその不安の克服方法をご紹介します。
ブライダルのバイトが怖い理由
色々なことに神経質になっているので怖いポイントがたくさんあります!
私はわかりませんが、
様々なトラブルから怖い
人間関係が怖い
仕事の〇〇で怖い
などいろいろがあるかと思いますが、実体験も踏まえて書いていただければと思います。
・トレーの飲み物をこぼしそうで怖い
ワイングラスやシャンパン用のフルートグラスをトレー一杯に乗せている時がバイト中で一番神経をとがらせています。
実際、飲み物をこぼして自分自身にかかり全身びしょぬれになった経験があります。お客様にかからなくて本当に良かったです。
・シャンパンのコルクが怖い
合図とともにシャンパンのコルクを一斉に抜くのですが、タイミングが外れた時、視線が集中してかなり気まずい思いをします。
私はできるだけコルクを抜く係になりたくなかったのですが、なかなかそういうわけにもいかず毎回ハラハラしていました。
また、抜いたコルクが誰かに当たったりしないようにできるだけ壁を向いていました。
想像するだけで怖いです。
・ベテランの怒声が怖い
披露宴前準備と披露宴中は時間との勝負なので、少しでも手も無沙汰な様子をしているとかなり怒られます。
考えて動くように怒声を浴びせられることもありましたが、慣れてくるとやることも分かってきてそこまで怒られません。
手を抜いていい時間は必ずあるので、必死でこなさないといけない時間とメリハリをつけて作業をしていました。
・ソース、スープやドリンクのサーブが怖い
メインのお肉にかけるソースをお客様の目の前でかけたり、銀の大きなスープチューリンを重さでこぼさないか、赤ワインが白いテーブルクロスに一滴でも垂れないかなど
かなり液体の取り扱いに注意していました。とにかく色のついているものをこぼすとクロスの上で目立つし、プロじゃないと思われるため、裏の厨房で水を入れて練習していました。
・時間が怖い
どの仕事にも言えると思うのですが、遅刻が怖いです。
予備の人間を用意していないため1人でも遅刻すると誰かが2卓分サービスしなければなりません。これはかなり重労働でとても迷惑が掛かります。
バイトの前日は何回も入り時間を確認してしまいます。
また、バイト中も全て時間でアテンドの担当が決まっていたり、料理を取りに行く時間だったり分単位なのでメモし忘れたり、時計を持っていなかった時の胃の痛さは半端ないです。
・身だしなみチェックが怖い
髪の明るさ・長さや爪の長さ、靴の汚れ、靴の素材、制服の汚れ、化粧など徹底にチェックされます。
今日がバイトだとわかっていながらそれらの用意が出来ていなかった時、叱られますので気を付けていました。
自分では気を付けているつもりでも規定違反になっている時もあるので難しかったです。
ブライダルのバイトでの不安を克服する方法
ブライダルのバイトで不安を克服するには配膳事務所への事前相談と自己管理だと思います!
・紹介してもらう配膳事務所に事前相談する
ホテルで直接採用される場合もあるかと思いますが、基本的にブライダルのバイトは配膳専門の紹介業者を通して配属してもらいます。
初心者で業務内容に心配がある方は、ブライダルが多く入り新人の受け入れサポートがしっかりいているホテルを紹介してもらいましょう。
私も初めてのバイトだったので相談しました。結果的にとても良い環境でバイトができたと思っています。
慣れてきたらより時給の高い都心部の披露宴会場やホテルへのステップアップも可能です。
・何をしていいかわからない時の魔法の言葉「何かお手伝いできることはありませんか?」
勤務中は従業員が入り乱れている状態なので誰が新人かベテランかみんな把握していません。
やることがわからずボーっと立っているとものすごく怒られるので、もし指示されたことが終わってしまった、これから何をしていいかわからなくなったときは、
ベテラン従業員にこの言葉をかけてみてくだい!指示を出してくれるはずです。
・時計を忘れない
場内にはもちろん、宴会場の裏側も時計はあまり置いていません。自分の腕時計を頼りに動いていきます。
最近だとスマホで時間を確認するので持っていない人がいるかもしれませんが、ブライダルのバイトに腕時計は必須です。
・メモと複数のペンを用意
披露宴中や準備時間は忙しいため、何かを不意に言われても忘れてしまうことがあります。
些細なことでも必ずメモを取ると良いです。
また、お客様や他の従業員に「ちょっと書くものかして!」と言われることがあります。
返してもらうのを忘れてしまうと自分がメモしたいときに困ります。そういう時に限って複雑なことを頼まれたりするんですよね…
ペンのインク切れの時も同様です。2、3本ストックをポケットにさしておくのが良いでしょう。
・知ったかをしない
ブライダルバイトは一か所の専属と色々な場所に派遣される場合があります。
経験があっても場所によって作業は全く違いますので、必ず確認を取るようにしましょう。
自分で勝手に動く人より、そこのシステムをスムーズにこなしてくれる人が重宝がられます。
・一回教わったことを忘れない
ブライダルバイトは新人が常に多いのでベテランは新人がいる状態に慣れています。
それは余裕がある人がサポートをするという意味で、マニュアルを読み込んで丁寧に教えてくれるという意味ではありません。
「一回教えてもらった」=「使える」と認識されるので、自分で復習やメモをして独自のマニュアルを作成していくと安心です。
やっといてと言われたら、それは自分の仕事になってしまいます。みんな忙しいので聞きづらい時に自分のマニュアルはお守りになると思います。
ブライダルのバイトでおすすめな職場環境は
こんな職場は素敵だ!おすすめな職場環境まとめです。
・新人が多く受け入れているか
ベテラン従業員が新人のサポートに慣れているため、ミスしてもカバーしてくれます。
・黒服(社員)と従業員が仲が良いか、従業員同士が仲が良いか
従業員同士が仲がいいと指示が円滑に行き届くので、全員で同じ認識のもと披露宴をまわせます。
ギスギスしているとこの人は把握していて、この人は知らないという情報にむらが出てしまいます。
情報のむらが一番トラブルの元になりやすいです。
和やかな雰囲気の方がバイトしていて楽しいですしね。
・まかないが美味しい
従業員用の食堂があります。ご飯が美味しいとみんな仕事に励めると思います!
・時給が良い
まずブライダルで怒る人が少ないのですが時給が良いと客層もいい人が来ます。
自分の普段の生活にも良い影響があると思いますのでぜひお客様の動向も勉強だと思って吸収してください。
また、お客様や従業員から要求されることは多くなりますが、高時給は単純に働く意欲も上がりますし良いことばかりです!
まとめ
いかがでしょうか。今回はブライダルバイトの怖いところとその回避方法をまとめました。
ぜひトライしてみてください!
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