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デイサービスの看護師は辛い?悩みとは

医療

デイサービスの看護師って、病棟勤務と違いのんびりと楽に仕事が出来そうなんてイメージありますよね。
私も病棟勤務での激務に疲弊してデイサービスで働き始めましたが、病棟勤務に比べると穏やかな業務内容が多いので、疲労という点だけでみると身体ははるかに楽でした。

じゃあデイサービス看護師って辛いことや悩みなんかないの?と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。
私が働いている時は、全体的に給料が低いところや利用者さんとのコミュニケーション方法に悩み、辛いと感じることがありました。
どのように悩み、辛いと感じたのかこの記事で詳しく紹介していきます。

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デイサービスの看護師の仕事は辛い?何が辛いの?

利用者さんとのコミュニケーション

デイサービス勤務は利用者さんのリハビリテーションとコミュニケーションの場を提供する施設です。
コミュニケーションは利用者さん同士はもちろんのこと、スタッフでのコミュニケーションも含まれています。
もともと私は病棟勤務の時、高齢者さんとのコミュニケーションは嫌いではなくむしろ好きでした。

しかしデイサービスのように利用者さんとコミュニケーションを取ることが強制される業務となると勤務当初は辛いと感じていました。
病棟勤務のように、お部屋に訪室したときにお話するというようなやり方ではなく、相手のことをほとんど知らない状態で約2時間ほぼずっとお話を仕事として行う必要があります。

しかしこれは最初だけで、次第に利用者さんの顔や性格を把握できるようになると好みの話題をふったり、心から会話を楽しめるようになっていきました。
私のように最初は慣れるまでは辛いと思うかもしれません。

曜日によって忙しさが違う

デイサービスは利用者さんが、曜日を指定して利用します。
なので、月・水・金で利用する方もいれば、月曜日だけ利用する方もいたりと、来所される頻度は様々です。

そうなると曜日によって利用者さんの人数に偏りが出るので、忙しさが大きく変わりました。

私が勤務している時は火曜日と土曜日の利用者が多かったので、その曜日に勤務の時はバタバタと慌ただしく仕事をするので終わるころには疲れ切っていました。
しかし基本的に仕事内容が利用者さんに対して行うものだけなので、利用者さんが帰ったあとに残って仕事をするような状況はあまりありません。
どんなに忙しい日でも基本的には定時で帰ることができていました。

職員の人数が少ないので人間関係が大変

病院勤務はだと職員人数がある程度いるので、合う合わないはあってもその中で仲の良い同僚を見つけることが出来たり、遊びに行く仲になれたりと新たな人間関係を構築できたりしますよね。

デイサービスは勤務している人が少なく、もしその中で合わないなという人がいたら圧倒的に仕事がやりづらくなります。

私の場合は特にトラブルはなかったのですが、人間関係で躓いてしまい辞めてしまう方も実際何人かいました。
職員数が少ないからこそ、一度躓いてしまうと楽しく仕事をするというのが辛くなる人もいるかもしれません。

利用者さんの急変時のサポート体制が薄い

病院と違いデイサービスの特性上、職員数や医療設備が少ない環境で働くことになります。
そのため、利用者さんの身体が急変したときに対応できる処置の差が出てきてしまいます。
看護師人数も少ないため、緊急時に相談できる先輩や上司もおらず、医師も常駐していないためどうしても自分の判断が必要になってきます。

リハビリテーションとコミュニケーションを目的として利用されている方とはいえ、高齢で既往歴も多数持っている利用者さんも多いです。
そのため看護師は利用者の健康状態を管理するという責任があります。
的確に他スタッフの指示や救急要請をするかの判断など即座に今までの経験を生かした知識が必要になってくるので、あまり回数は多くないとはいえその場で立ち会う大変、辛いと思うことがあります。

デイサービスの看護師だからこその悩みとは

医療現場から離れるデメリットについての悩み

デイサービスで勤務をしているとどうしても医療現場を離れるため、最新の医療状況の情報がつかみにくくなります。
これはデイサービス看護師を辞めて病棟勤務に行きたいと思ったときに不利になってしまいます。
医療現場での情報というのはどんどん更新されており、少し離れるだけでやり方や考え方が変わっていったりするものです。
長くデイサービスで働けば働くほど、医療現場で働くのは苦労することになります。
また、自然と知識ややり方なども記憶が薄れていってしまうので、医療現場に戻る際は新たに学ぶ気持ちをもって挑む必要があります。
私もデイサービスで働いている時は、看護師の友人たちが話す内容についていけないことが何回かありました。
医療現場から離れるというのは、今後看護師として長く働くうえでデメリットになる一面にもなります。

給料が低い

病棟勤務と比較して、どうしても夜勤がなく夜勤手当が入らないため給料が低くなる傾向があります。
病院と違ってデイサービスは介護士の需要が高いため、看護師の求人もパートが多いです。
そのため、あまり稼ぐことができず、病棟勤務していたときより半分ほど給料が下がってしまうこともあります。
私が働いている時も、デイサービス看護師で働いている方は結婚されている方や定年を過ぎた方などが大半でした。
独身で一人暮らしをしている方なんかは、デイサービスの給料で暮らしていくのは少し厳しいかもしれません。

デイサービス看護師の辛かった体験談

実際私が働いていて辛いなぁと思った体験談は、利用者さんの急変に連続で立ち会ったときです。

お風呂上りに低血圧になり倒れてしまい、救急搬送された利用者さんの対応をした翌週に、違う利用者さんがリハビリテーション後に意識が朦朧としてしまったため、緊急で対応したりと立て続けに起こったときが一番つらいと思いました。

上記にもありますが、デイサービスは看護師の人数が少なく利用者さんに何か起こった際、判断するのは自分になります。
デイサービスは看護師が自分1人だけという場面も少なくないので、自分がほかのスタッフに指示を出す立場になります。
病棟勤務の時もデイサービス勤務の時も急変に立ち会うというのは大変なことではありますが、周囲に相談できる人がいるのといないのとでは責任感が違います。
そのようなことが立て続けに起こった時は「デイサービスじゃなかったらここまで疲弊しないのかな」と考えることがありました。

デイサービスの看護師の仕事が辛くて悩んでいる時の対処法

結論から言うと私の場合は退職をしました。仕事自体はのんびりできて、利用者さんとのコミュニケーションも次第に慣れてきたので楽しいと感じていましたが、給料面が低いことや急変時のサポート体制を考えると、自分は病棟勤務の方があっているのではないかと思ったからです。

デイサービスは全ての仕事がデイサービス内で完結するため「業務が大変だから」や「人が合わなくて」という理由で上司に相談しても部署移動などの対応で環境を変えることがほとんどできません。
辛くて悩んでいる方は、思い切って転職をして環境を変えることも方法の一つだと思います。

まとめ

デイサービス看護師の悩みや辛いと思っていることを具体的に紹介していきました。
私も退職をした身ではありますが、利用者さんとTVを見ながらお話したり花札などのゲームをしたりといった病棟とは違う関わり方はすごく楽しい時間でした。
ほとんどが定時で帰ることができていたので、ライフワークバランスを重視したい方にはおススメの仕事です。

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