本屋は、小説や漫画、雑誌などを販売する仕事です。
本や漫画が好きという方は、働いてみたいと思った経験があるのではないでしょうか。
実際にどんな仕事かが分からないと、自分に向いているのか、向いていないのかが分かりませんよね。
そこで今回は、本屋で2年間アルバイトをした経験から、本屋のバイトに向いている人と、向いていない人について解説していきたいと思います。
本屋のバイトに向いている人
本屋での主な仕事は、小説や漫画、雑誌の販売です。
それ以外に、本の整理、納品、掃除、売り場作りなどを行います。
ここでは、私が実際に働いた経験から、本屋に向いている人の特徴をあげていきます。
・本や漫画、雑誌が好きな人
本屋は、基本的にお客さんとのやり取りが多い仕事です。
新作や有名作について聞かれることも多いので、小説や漫画、雑誌が好きで、知識がある人は向いています。
・柔軟に対応できる人
レジ作業の次に多いのが、「〇〇を探しているのだけど」というお問い合わせへの対応です。
突然聞かれても、焦らずに落ち着いて対応できる人は活躍することが出来ます。
・売り場作りをしてみたい人
大きい本屋である場合、店内のレイアウト変更や、POPの作成などを行うことも多いです。
個人のアイデアが採用されやすいので、売り場作りをしてみたい方におすすめの仕事です。
・細かい仕事が好きな人
本屋では、レジ販売と並行して、商品の発注や業務連絡、品出しなどを行なっていきます。
売上や予算などの細かい数字を扱うことも多いので、そういった細かい仕事が好きな方に向いています。
本屋は、自分の知識を活かせる仕事です。
最近ではセルフレジも導入されているので、本や漫画の知識さえあれば、レジに不慣れな方も安心して仕事をすることが出来ますよ。
本屋のバイトに向いていない人
本屋は楽そうに見えますが、実はやることが沢山ある仕事です。
ここでは、何人ものスタッフが辞めていくのを見た経験から、本屋に向いていない人の特徴をあげていきます。
・場所を覚えるのが苦手な人
本屋では、かなり早いペースで商品が入れ替わっていきます。
また、大きい本屋であれば、文房具やコスメ、雑貨なども一緒に販売しています。
お客さんに場所を聞かれることが多いので、商品の位置をしっかりと把握することが求められます。
・お金を稼ぎたい人
残念ながら、本屋の時給はどこも低めです。
趣味を活かせる仕事ではありますが、お金を沢山稼ぎたい、という方にはオススメできない仕事です。
・接客の仕事だけをやりたい人
本屋では、接客以外にも様々な雑務があります。レジ業務と並行して、検品や品出し、売り場作り、新作の特典処理などを行なっていきます。
短時間のアルバイトであれば、レジ作業のみの場合もありますが、基本的には接客以外の仕事もやることになります。
・マルチタスクが苦手な人
本屋では、本の販売の他に、予約や取り置き注文への対応も行なっています。
さらに、大きな本屋であれば、ゲームソフトの販売やビデオレンタル、トレーディングカードの予約をレジで受け付けているところもあります。
お客さんの要望も人それぞれなので、柔軟に対応していかなければなりません。
本屋は、とにかくお問い合わせが多い仕事です。
店舗にもよりますが、本だけでなく雑貨や文房具、CD、トレカなどの知識も自分からつけていく必要があります。
問い合わせ対応や電話対応が苦手、という人は、あまり向いていないと思います。
本屋のバイトに求められる能力、必要なスキルとは
本屋は、比較的落ち着いたお客さんが多く、ノルマなどもないため、アルバイト初心者の人でも安心して働くことが出来ます。
ここでは、本屋にどんな能力が求められるのかを挙げていこうと思います。
・接客スキル
まず求められるのは、接客スキルです。
最初は大変ですが、マニュアルがしっかりあるため、問題なく覚えられると思います。
レジが苦手という方は、セルフレジを導入している店舗を選んでみましょう。
・対応力
次に求められるのは、対応力です。
様々な商品を販売している本屋では、多くのお問い合わせがあります。
お客さんによっても求めるものが違うので、一つ一つ柔軟に対応していく必要があります。
・発想力
本屋では、売り場作りが重要視されています。特に新作や話題作は、お店のプロモーションの仕方で、売上が増えることもあります。
本屋で働く上で、アイデアや発想力は必要な能力だと言えるでしょう。
本屋は、慣れると難しい業務はほとんどないので、未経験の方でも十分に活躍することが出来る仕事です。
また、店舗の大きさや取扱商品によって忙しさが変わってくるので、働く前に、お店の雰囲気を見ておくのも大事だと思います。
本屋のバイトはこんな人におすすめ
私が働いていた店舗では、10代から60代まで、幅広い年代の方が働いていました。
ここでは、実際に働いた経験から、本屋がどんな人におすすめかを挙げていきたいと思います。
・年齢に合わせた働き方をしたい人
私が居た店舗では、学生さんからシニアさんまで、沢山の人が働いていました。
年齢に合わせた働き方が出来るので、学生アルバイトや、シニア採用で働きたい人にもおすすめです。
・接客のスキルアップをしたい人
レジ業務やお問い合わせ対応をこなすうちに、接客やスキルがどんどんついていきます。
今よりも接客力をつけたい、という人にはぴったりの仕事だと思います。
・色んなコンテンツの最新情報を知りたい人
働いているだけで、本の新作や、ゲームの最新作などに詳しくなっていきます。
エンタメやサブカルチャーが好き、という方は特に楽しみながら情報を仕入れられるので、おすすめです。
本屋は、様々な業務を分担して行なっていくので、年代や性別に関わらず、多くの人が安心して働ける仕事です。
まとめ
この記事では、本屋のバイトに向いている人と、向いていない人について解説してきました。
私は2年ほど働き、就職を機に辞めてしまいましたが、最後まで楽しく働くことが出来ました。
小説や漫画、雑誌が好きな方は特に向いている仕事だと思います。
また、対応力が身につくので、自分のスキルアップにも繋がります。
実際に就職してからも、電話対応や細かな業務の際に役立ちました。
アルバイト初心者の方にもおすすめの仕事なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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