本ページはプロモーションが含まれています

自動車整備士はやめとけと言われる理由|4年働いた経験から紹介

未分類

自動車整備士と検索するとどんなことが予測変換に出てきますか?「ブラック」や「きつい」とでてくると思います。

結論から話すと、私の経験から自動車整備士はやめた方が無難と考えています。

私は、某ディーラーに正社員の整備士として4年間勤め、国家整備士2級の資格を取得しましたが、毎日終わらない仕事に追われ退職しました。

とにかく仕事量が多く、日々どれほど頑張ろうが給料も安く、重労働です。

そのため自動車整備士はやめとけと言われるのも納得がいきます。

そんな自動車整備士の仕事内容は、オイル交換を始めとした、車のメンテナンスや修理、検査と多岐に渡ります。

↓退職でお困りの方はチェック
退職代行ガーディアン
東京都労働委員会認証の法適合の法人格を有する合同労働組合

自動車整備士の仕事はやめとけと言われる理由

自動車整備士は車を修理できるとかっこいい!自分で直せると安くなる。
自動車が好きだから、様々な理由で転職を考える人がいると思いますが、やめとけと言われるのには相応の理由があります。

その理由をお伝えします。

賃金が安い

○○士の職業は給料が安いと聞いたことはありませんか?

自動車整備士も例外ではなく、作業、記録簿を作成、お客様に車のお引き渡しなど作業量に見合わない給料でした。

事実として、整備士の平均年収は約430万で日本の平均月収は約440万というのが政府の調査で分かっています。

重労働

これには働いている職場などにもよって変わってはきますが、当時の私は、休憩時間は良くて20分と、1時間もとれる日はほとんどありませんでした。

残業が多い

求人票には月5時間と記載されていましたが、実際は相違があり、上級職の方々はそのくらいですが、現場の人間はほぼ毎日4~5時間は残業で、繁忙期には会社には朝7時には職場におり、家に着くのは夜の12時といった、生きている心地がしない生活でした。

ディーラーの整備士は土日休みが無い

ディーラー勤務の整備士は、土日休みがほぼありません。
G.Wやお盆など長期連休も仕事の場合がほとんどです。
というのも、接客業のためお客様が多く来店する世間での休みは出勤になることが多いのです。

実際に働いてみて自動車整備士の仕事をやめとけばよかったと思うこと

作業時間の時間配分がきつい

一つ一つの作業、例えば点検をするとして、1時間という時間の中で全てを終わらせないといけません。
お客様に、車の不具合などはないかを聞き、車を工場に入れ作業を行い、ダメな箇所の説明、追加の作業、洗車、精算をし、車の引き渡しを指定された時間で終わらせないといけません。
実際に行うと、様々な理由から遅れたり、出来なかったりトラブルが起こります。その都度、上司から責を食らうなど、とにかく自信がなくなりました。

商品ノルマがある

今月はこの商品を売るなどのノルマが存在しました。

上記で申しました通り、決められた作業時間の中で省ける説明までも説明しなくてはなりませんでした。当然達成出来ないと、責されました。

残業の多さ

やめとけと言われる理由にも書きましたが、朝早くから出勤し、夜遅くまで仕事がほぼ毎日のため、たった1日や2日では疲れが取れるわけがありません。

給料がとにかく安い

私は約12万くらいでしたが、月の支払いや日用品などを払っていくと手元に残るのは僅かのみで、遊んだりする余裕もありませんでした。

こういった人は自動車整備士の仕事はやめたほうがいいかも!?

自分のペースで仕事がしたい方

時間に合わせて作業を進めていくので、自分のペースで仕事がしたい!という方にはあまり向いていないでしょう。

なんでもいいから稼ぎたい人

給料が安く、サービス残業もあるため稼ぎたい!や、たまたま目に入って転職を考えている方にはおすすめ出来ません。

メンタルが弱い人

忙しい時期、時間などに追われ全員がピリピリしているときがあり、頼み事も頼みにくいといった場面が出てくると思います。
ご年配の方で、年下に当たりがきつい人などもいるため、メンタルが弱いとやっていくのは難しいでしょう。

ただ車が好きな人

ただ車が好きで興味がある、というだけでもおすすめ出来ません。

実際は点検や軽作業がほとんどで、イメージとの相違から残念に思う可能性があります。

自動車整備士の仕事をして良かったこと

悪いことだけではなく、中にはやっていてよかったなと思うこともありました。

自分を指名してくれる人

私が休憩に入る直前、老夫婦から点検を頼まれたことがありました。
お客様はこれから遠出をするとのことで、急ぎでも確実に作業を終わらせたところ、以降リピーターとなり定期的に通ってくださるようになりました。
その際必ず私を指名してくださり、毎回土産話を聞かせてくれたのは、忙しい中でのオアシスでした。

予定より早く作業が終わった後の時間

予定よりも早く終わった後、することがない時間など先輩や後輩と工場の清掃を行い時間を過ごしていたのですが、そういった時間にする些細な無駄話など、笑えるもので普段は殺伐としていても楽しい時間でした。

自分で車を直せる

当然、自分の車の修理が出来ます。
普段やっていることを、プライベートでもするのは気が引けましたが、何よりも安く済ませることが出来るため、やっていてよかったなと思いました。

自動車整備士の仕事はこんな方におすすめ

忍耐力がある人

ほぼ毎日、残業で重労働のため忍耐力がないとまず続けることは厳しいと思います。

物を直すのが好きな人

言ってしまえば自動車も物です。
初めのうちはイメージしている交換や修理はありませんが、キャリアを積めば簡単なものから交換などさせてくれるところがほとんどだと思います。
そういったのが好きだ!という方には向いている職業です。

考えるのが得意な人

時間配分や、実作業のなかでどうするべきかなど、しっかり考え行動できる方は向いていると思います

まとめ

現在、自動車整備士不足」が深刻になっており、様々な会社が若いエンジニアを育てる制度を作る、政府が対策をしているなど色々聞きますが、給料はとにかく安く重労働という現状。

自動車整備士はやめとけと言われるのも納得ができます。

しかし、その中には悪いことのみではなく、やりがいといったことを感じる場面はあります。

ですがそれ以上に健康面や生活を考えると、他の職業の方が未来はあるのではないでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました