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助産師あるあるエピソード|経験から紹介

医療

助産師で働いていてよくあることってなに!?

助産師のあるあるを知りたい!!!

そんな要望にお応えして、病院助産師の私が助産師あるあるについてお答えしたいと思います。

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助産師あるあるエピソード集

分娩介助や新生児のケアなど、病院にいるとバタバタと動いている助産師ですが、よくこんなことある!な出来事を紹介します!

お産ラッシュがある

いつ始まるかわからないお産。
みんな必ず予定日に生まれるわけではないので、お産が全くない日もあれば、こんなに産まれそうな人いるの!?
と思う日と波があります。

嵐の前の静けさのような穏やかな時間から一転、「陣痛きました」「破水したみたいです」そんな電話が鳴り止まず・・入院が続々きて、今日だけで何人入院したのだろう、なんてこともしばしば。

たまに、「満月の日はやっぱりお産って多いのですか?」と聞かれることもありますが、個人的には前後のほうが多いのかな〜なんて気もしています。

台風などの気圧の変化も関係しているのかな~と思ったりもします。
動物の本能的に的に襲われにくい夜にお産が多いというのも、あながち間違いではないのかもしれませんね!

お昼ごはん食べている間に呼ばれて食べられない

受け持ちさんの様子をみて、合間に行くお昼休憩。今なら大丈夫!まだ時間かかりそう!と行くのですが、急に進んで「お産だよ〜!」と呼ばれることも。
「え、もう!?」な時も多々あります。
なので、早食いは得意中の得意です。

朝から沐浴で汗だくになる

新生児の沐浴。人数がたくさん増えてくると、それだけでもう体力を消費。
「まだ朝なのに汗かいたよ〜あと何人〜」と朝からバタバタしています。
気持ちよさそうに入っている様子をみると、ほっこりもしますよ。

行かないで〜と引き止められて全然部屋を出られない

陣痛が始まったからといって、すぐに産まれるわけではありません。
陣痛が強まり、間隔も短くなってくると、かなりの体力と気力を消耗します。
辛いときにはだれかに側にいてほしいもの。
他にも受け持ちがいる、記録もしたい、でもつかまって全然離れられない!そんな葛藤をよくしています。

立ち会いの旦那が気になる

出産の立ち会いをする産婦さんも多いので、コロナ禍前はよく旦那さんとの関わりも多くありました。

旦那さんへの対応は人それぞれ・・。夫婦の関係性や産婦さん、旦那さんのキャラクターにもよりますが、「そこじゃない!」「そこ触んないで!」と強く当たられている様子を見ると傷ついていないかな!?これからの夫婦関係大丈夫!?とおせっかい心が働いて心配になったりもしています。

また、よく気にかけてくれるタイプ、ゲームしてただ部屋にいるだけのタイプ、心配性すぎて産婦さんよりもナースコールを押して呼ぶタイプ・・と様々。
いろんな意味で気になってしまいますね。

助産師での思い出深い体験談

助産師での思い出深い体験談エピソード1

私が新人時代に受け持った方のエピソードです。
不妊治療の末に妊娠。はじめての出産にドキドキしていました。
陣痛発来し、病院に来院。3㎝開大で入院になりました。
続発性微弱陣痛となり、陣痛促進剤を使用しながら陣痛を強めることに。
強くなる陣痛に、弱音も吐かずに頑張っていました。
無事に元気な児を出産。出産後、弛緩出血となり出血が止まらず。
意識レベルも徐々に低下していく中「私、死ぬんですか」と。
「大丈夫よ、頑張りましょうね」と声をかけつつも、本当に止まるのだろうかという恐怖心と緊張感が私の心を支配していました。

その後も医師が処置を続け、出血はなんとか3000ml程度で止まりました。
数日たち、本人のもとへ訪れると、あのとき本当に自分の死を考え、出産は命がけということを実感したこと、この子を育てることができることに喜びをかんじていることを語っていました。
出産の現場というのは、本当に命がけだなあ、きれいごとではなく奇跡だなあと思うことの連続です。
そんな一生に何度もない体験に関わることのできる仕事の神秘さに、使命感を感じるのです。

助産師での思い出深い体験談エピソード2

「胎動が一昨日からありません」そういって来院した妊婦。
診察の結果、子宮内胎児死亡。
すでにお腹の中で赤ちゃんは無くなっている状態でした。

医師から家族と一緒に説明を受け、一度帰宅することに。
児娩出のため、入院してきた妊婦。人工的に薬で陣痛を促しました。
「胎動がないなって思っていたんですけど、様子を見てしまいました。もう少し早かったら何か変わったのでしょうか。」
そういって泣きながら我が子と対面。
私にとって、はじめての子宮内胎児死亡を経験した妊婦との関わりだったので、鮮明に覚えています。
「産まれるまで胎動がなくなったり少なくなることはないから、胎動が少ないときやないときは様子を見ないで、すぐに連絡をしてね」妊婦健診のときには必ず伝えています。

まとめ

助産師あるあるについて書いてみましたが、助産師の仕事のイメージも膨らんだでしょうか。

助産師あるあるをとおして、助産師をもっと知ってくれるといいなと思っています。

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