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介護福祉士に向いている人・向いてない人|介護職19年の経験から紹介

介護・福祉
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介護福祉士は、介護職の中でも唯一の国家資格です。
なので、就職や給料アップために資格を取りたいという人も多くいると思います。
ですが、介護の仕事が未経験の方はどんな仕事をしているのかわからず戸惑うこともありますよね。

そこで、介護福祉士の仕事内容を紹介しながら介護福祉士に向いてる人・向いてない人を見ていきたいと思います。

■自己紹介
私は、介護福祉士として19年間施設での勤務をしています。
365日利用者と関わる入所課から、日中にリハビリ・入浴目的に来られる通所サービスを経験しています。
その経験の中で、たくさんの同じ介護福祉士の方とも出会って辞めていった人もいます。
出会いやめていった方、みんなが介護に向いてないわけではないですが、経験の中で介護に向いてる人・向いてない人を見てきました。
今から介護の世界に飛び込もうとしてる方の情報となればいいかと思います。
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介護福祉士の仕事内容

介護福祉士の仕事として身体介護・生活援助・コミュニケーション・レクリエーション・介護記録作成などがあります。

身体介護はとは、利用者の起きる・寝る介助・食事の介助・入浴介助・排泄介助・清拭や洗顔・歯磨きの介助。
車椅子やベッドへの移乗介助・歩行介助などを行います。

生活援助とは、食事の配膳・調理・洗濯・掃除・買い物・散歩・配薬チェックなどのサポートをします。
生活援助ですので、利用者に必要な調理というよりは利用者の好みの調理をしなくてはなりません。

コミュニケーションは、介護の現場では重要です。
利用者や家族の情報収集やアドバイスをすることもあります。
利用者が自分らしく生活するために、家族やケアマネ・相談員・看護師・医師からの情報を聞いてまとめて発信する能力は必要です。

レクリエーションとは、利用者のADLを維持するために頭を使ったゲームや身体を使ったゲームを考えて主になり実施していきます。

介護記録作成、利用者と関わりその人の情報をわかりやすく記録することが必要です。

介護福祉士の仕事が向いてる人

では、介護福祉士に向いてる人はどんな人でしょうか。

人に接するのが好きな人

介護職は、人と関わる仕事なので世話好きな人や話をするのが好きな方は向いてると思います。
利用者や利用者の家族と接することが多く、コミュニケーションを取りながら情報収集をしてその人に合ったサービスを提供することが求められます。
親身になって寄り添える方は向いてると言えるでしょう。

思いやり・気配りが出来る人

利用者の目線に立ち介護を行える人。意思表示が出来ない人も多く小さな変化に気づいて対応しなければなりません。
利用者自身や、家族とコミュニケーションを取りながら本人や家族の不安や悩みを聞いていける人が必要です。

仕事とプライベートを分けれる人

人と関わる仕事なので、精神的に疲れることは多くなります。
スタッフとの人間関係だけでなく、利用者とも家族との関係も作らなければなりません。
そこで、悩むこともあると思いますが相談相手を見つけて相談する。
仕事に支障が出ないように気持ちの切り替えが必要です。
良いこともありますが、死を目の当たりにすることも介護の現場にはあり得ます。
そんな時に、気持ちを切り替えていける人はこの仕事に向いていると思います。

視野を広く出来る人

大人数の施設では、一人で何人も人をの見なくてはなりません。
その中でも、リスクが多く転倒や窒息・離棟などの事故が起きてしまうこともあります。
はじめは覚えることに必死で仕方がないのですが、業務に慣れてきたら利用者の特徴などを理解して危険予測をしてほしいです。
見守るは誰でも出来るようで、難しい仕事です。
なので視野を広く、見守り出来る方は向いています。

スキルアップを望む人

介護の仕事は、未経験から無資格でも出来る仕事です。
覚える知識多いので熱心に学ぼうとする人ほど向いていると思います。
様々な利用者に接するためには、適切な知識が必要とされます。
そのために積極的に学ぶ姿勢や、資格取得を目指す方は介護に向いています。

仕事内容に向いている人よりも、精神的に強い方の方が介護には向いていると思います。

介護福祉士の仕事が向いていない人

では、逆に介護福祉士の仕事に向いてない人はどんな人か見てみましょう。

協調性のない人

介護の現場では、他職種との連携が必要です。
情報をもとにスタッフ同士が一丸となって業務をこなしていきます。
そのため、協調性がない方には向いてないと思うかもしれません。
身勝手な行動を取ることで、利用者の方の事故につながることもあります。
利用者も家族にも安心してもらえるように、周りの声をしっかり聞いて周囲の行動に合わせて働くことが大切です。

神経質な人・潔癖症な人

介護の現場では、排泄介助や入浴介助を行うので神経質な人や潔癖症な人には難しいかもしれません。
働いていく中で、慣れてくることもありますし割り切れることもあると思います。

効率重視な人

介護職は、人と関わる仕事なので効率を重視して働きたい人には思うように仕事が出来ないと思うかもしれません。
効率的に仕事を回すことは、人が少ない介護現場には大事なことだと思います。
ですが、相手は人なので思うように仕事が進まないのは仕方ないと思います。
業務は効率的に回すことは必要ですが、利用者と関わる時間やスタッフとのコミュニケーションの時間はちゃんと向き合っていきましょう。

介護福祉士の仕事が続かないすぐに辞める人の特徴は

介護の仕事は離職率が高いと言われています。
介護福祉士に向いてる人・向いてない人を上げましたが、それだけではない離職の原因はあります。
介護福祉士の仕事が続かない人・すぐやめてしまう人の特徴は何なのか見てみましょう。

仕事内容の割に賃金が低い

この理由は多いと思います。
介護の世界は給料が安いのは理解して入職されてる方は多くいます。
しかし、どこの職場でも思ってる以上の仕事内容で体を壊したり、精神的に参ってしまうことも多いです。

コミュニケーションが苦手

初めから、コミュニケーションを上手に取るのは難しいです。
初めから躓いてしまうと利用者や家族からのクレームにもつながります。
コミュニケーションがうまく取れずに仕事がやりづらくなると離職につながってしまいます。

臨機応変に対応できない

介護の現場では、マニュアル通りに対応できないことの方が多いです。
人と関わる仕事なので、一日一日違う現場に合う事になります。
想定外の対応に冷静に現状を把握して適切な対応が求められなす。
マニュアルにはない臨機応変な対応をするのが苦手な方は自信をなくして離職しやすい傾向にあります。

まとめ

介護福祉士の私視点で、介護福祉士に向いてる人・向いてない人をあげました。
自分も19年間、この仕事をしてますが実際に向いているとは思えないこともあります。
精神的にも体力的にもスキルを求められる業種ですが、悩んでいるなら一度チャレンジしてほしいと思います。
向いてないと思う所に自分の事がはまったとしても、楽しいと思えることがあれば向いている自分へと変わるかもしれません。
悩んでる方・気になる方は、自分に向いてないかもと思っても一度介護の世界でチャレンジしてみてください。

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