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看護師はやめとけと言われる理由|15年の経験から紹介

医療

私は看護師歴15年の女性です。
正社員で総合病院で勤務しております。
経験した科はICU、内科、心臓外科、循環器科、泌尿器科、脳外科、精神科、心療内科です。

日常業務としては患者様の状態観察、術後のケア、食事介助、入浴介助などの日常生活の援助です。

では、看護師はやめといた方が良いと言われる理由について説明していきたいと思います。

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看護師の仕事はやめとけと言われる理由

一般的に看護師の給料は良いと言われなりたい職業の上位に上がることが多いです。
実際に働いてみるとどうでしょうか?一方、看護師の仕事はやめとけと言われることもあります。
事例をもとに考えてみたいと思います。

看護師は夜勤がなければ他の職業とそんなに給料は変わらない

都心と地方で給料の差があるかと思いますが、一般的に夜勤がなくクリニックなどで働くと週6日(土曜日は半休)しっかり労働しても月給20万円を下回るということはザラによくあります。
感染や被曝などのリスクがある危険な仕事にも関わらず、給料は低い傾向が否めません。

人間関係が良くないことがある

どこの職場でも言えることですが、女性の職場のためお局様の対応があったり、患者様のことで細かく追求されたり、長々とお説教されたりと職場風土は良くないことが多いです。

看護師だけでなく、医師が威張り散らしている病院もあります。

患者様自身がクレーマーのリピーター(同じ病気で何度も入院してくる)がいる場合は本当に大変です。
退院するまで毎日顔を合わせないといけないので、何か問題があった場合は看護師長が呼び出され平気で2、3時間お説教です。
感謝ができるいい患者様ばかりとは限りません。
退院すると一同安堵する程です。

危険な仕事がある

患者様の抗がん剤治療時には被曝の危険がかなり高まります。

レントゲン撮影、造影CT時の付き添いでも被曝します。

少しなら特に問題はありませんが、長年続けていくと健康面が心配です。

人のお世話をする上で不潔なものに触れることがある

患者様の排泄物、痰や手術後の排液、血液などに接触する機会があり感染のリスクがある。
手袋を着用して業務にあたりますが手袋には小さな穴があいており完全に触れていないというわけではありません。
リアルな話しですが飛散することもあるので注意が必要です。

実際に働いてみて看護師の仕事をやめとけばよかったと思うこと

次に私が実際に看護師の仕事をしてえっ?と抵抗があった例をあげたいと思います。

不潔なものに触れる仕事が多い

患者様のお世話はしたいけど、おむつ交換は抵抗があるという方は多いのではないでしょうか?私は患者様の入浴のお世話が好きですが、おむつ交換やトイレ誘導となるとモチベーションはやはり上がらないものです。
徐々に慣れてはいきますが、私は患者様をキレイにするケアの方が好きです。

抗がん剤の取り扱い、管理が不十分な病棟勤務した時

外科ではよく抗がん剤治療が行われており、物品も揃っていて取り扱いも慣れたスタッフが多いのですが、内科に抗がん剤治療の患者様が入院してくる場合があります。

先輩看護師も科が違えば知識がないときがあります。

その病棟では抗がん剤が漏出する事故がありました。
抗がん剤は揮発して空気中に舞いそれを看護師が吸い込むとかなり人体に危険です。

そういった特殊な薬剤を使用するときは細心の注意を払い設備がしっかりしている場所で投与するのが必要でしょう。

残業が多い

家庭を大事にする方は早く帰りたいと思うでしょう。
保育園のお迎えがあるのになぁと思いながら仕事をするとなかなか仕事も進まないものです。
時短なら時短で時間を決めて雇用される際に先に条件を提示したほうが心地よく労働できるでしょう。

こういった人は看護師の仕事はやめたほうがいいかも!?

私が看護師をしていて正直迷惑だなと思った看護師さんの一例です。

サボり癖がある人

看護師は仕事に熱い人が多く、あまりいませんがどこかに消えていたのに仕事が終わっていない。
新人でもないのにいつも仕事が遅い。
結果、他の看護師を残業させないと自分の業務が終わらない。
でも、患者様のために早く終わらせないといけないから他の看護師を残業させざるを得なくなる。
といった理不尽な現象が起きます。
こういう看護師が一人でもいると毎日大変な業務のなか余計に大変です。
そういう人こそ改善されないし、なかなか辞めません。
あの人がいるなら辞めますと何人も退職していきます。
病棟中の訴えでやっとその人は異動になります。
異動先の人も迷惑ですが現実にあった話しです。

看護師としての熱い思いが生まれない人

言われたことだけをやっておく、自分で考えないでいつも先輩に頼る人はやはり信頼されず追求されやすいです。
看護師に求められるスキル(コミュニケーション能力、文章力、理解力、知識技術、共感力など)は高いのでやる気がない人は1年も続かないことが多いです。
新人のうちはいっぱいいっぱいかもしれませんが、年々看護師を続けていく上で、自分の看護に対する価値感が育っていきます。
それがないとなんで看護師の仕事をしているか分からなくなるからです。

看護師の仕事をして良かったこと

看護師をしていて大変なことが大半なのですが、良かったと思うことももちろんあります。

色んな看護師、医師、患者様、ご家族、その他医療スタッフとの出会いがあり人と人が関わる上で成長することができます。
仲良くなった患者様が亡くなり悲しくて泣いたりすることもありましたが、それを乗り越えることで強くもなったと思います。

また、色んな治療を学習でき、人のお世話の方法も習得しているので家族に何かがあったときは力になれます。
何より自分が看護師をすることで人を助けて人の役に立っていることが嬉しいです。

看護師の仕事はこんな方におすすめ

こんな人に看護師になって欲しい、向いていると思う人の例をあげます。

・勉強が好きな人
理系の人。
バリバリ働きたい人。
上を目指して頑張りたい人。

・転勤の夫についていきたい人
全国どこにでも仕事があるのでどこでも職に困ることはありません。

・人助けがしたいと心から思う人
大変な業務を伴うのでやはり人のために何かしたいというエネルギーが必要になります。

併せてこちらもチェック
看護師に向いている人向いていない人

まとめ

看護師はやめたほうがいいと言われる理由を実体験を交えてお伝えしましたがいかがでしょうか?看護師は毎日人のためを思って頑張っています。
そして絶対に世の中に必要な仕事です。
看護師になりたいという方へ少しでも参考になったら幸いです。

 

 

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