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経理に求められること・必要スキル|働いた経験からリアルを紹介

経理・財務・会計

経理と聞くと神経質な人が多そう、きっちりしていて暗いイメージ、男性が多そう・・などのイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
検索結果にも「経理 やめとけ」といったワードがヒットするなど、不安に思われる方もいると思います。
今回は経理のアウトソーシング会社で1年間業務を担当した筆者が
実際の雰囲気や求められることをお伝えしていきます。
筆者の経歴としては以下の通りです。
・正社員で上場企業数社の経理業務を担当
・業務内容は仕訳入力や事業所への問い合わせ、税務申告のサポートなど
・クライアント先の人事部や取引先とのやり取り経験あり
これから経理職を目指す方や、求められることが気になるという方は是非ご覧ください。

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経理に求められる人間性や性格

それでははじめに、経理に求められる人間性や性格について紹介していきます。

・几帳面
おおよそ皆さんのイメージ通りだと思いますが、やはり筆者の職場でも几帳面な人が多かったように思います。
1円単位で計上を行うほか、その数字次第で引当金の額がかわってきたりもするため間違えるわけにはいきませんね。
筆者の上司は、日常生活でも曲がった表や罫線がなんか気になる・・という方でした。
普段からそれくらいよく気づく方には最適な職種だと思います。

・静かな環境で取り組める
筆者の職場は非常に静かで隣の席であっても会話が多くなく、若干コミュニケーションに不足していた印象があります。
一日中エクセルで作業したりと落ち着いて取り組める環境でしたが、
筆者が所属していたアウトソーシングの会社だからこその雰囲気だったのかもしれません。
実際には明細書や実際の金銭のやり取りが発生するはずなので、少しの会話はあるかと思いますが、
個人的には口下手な方が多い印象です。
しかし他社の経理部で比較的賑やかに作業しているという話もきくため、社風や会社の形態によっては
静かな環境に当てはまらない方もいるかもしれません。
経理職はなんとなくお堅いイメージがあるかもしれませんが、
フリーアドレス制(席を固定せず自由に座るスタイル)や在宅勤務を取り入れる会社もあることから
思ったより自由だった・・なんてこともあります。
ただ、外回りなどはない職種なので動き回りたい方には不向きです。

・こつこつ取り組める
先述の通り、エクセルを用いて計算や纏め表を作成することが多く、また数字を扱う職種であることから
細やかにこつこつ取り組める性格の方は重宝されるはずです。
筆者も決算期には大量の仕訳チェックや科目計上のミスの確認をすることで、
目が痛くなることもしばしばありました。
仕訳入力のミスは早期に修正しなくてはいけないため、
本来との計上の違いに瞬時に気が付けるような、洞察力に長けている方には非常に向いているかと思います。

・集中力がある
長時間画面を見続けることや的確に処理をすること、また数値を絶対に間違えるわけにはいかないことから
集中力を要します。
勘定科目にも似たようなものがあったり微妙にコードが違うなど、疲れていると間違えやすいことも多いことから
集中力がある人は向いているように思います。

 

几帳面で数字に強く、静かな環境でも集中してこつこつ取り組める方が経理職に向いていると言えそうですね!

経理に求められるスキル

次に、筆者が思う「経理に求められるスキル」を紹介していきます。

・簿記スキル
日商簿記3級からでも募集されている会社はありますが、2級以上を持っている方が多いように思います。
2級があれば普段行う仕訳などの理解も早く、採用にも有利なのではないでしょうか。

・ITスキル
経理職は同じような作業の繰り返しのため、いかに時間を短縮できるかが肝と言えます。
エクセルを多用することから基本操作はもちろん、VBAやクエリの知識があれば尚重宝されることでしょう。

・資料作成スキル
費目分析表や纏め表、報告書・・など様々な資料を作成するため、情報を整理して資料に落とし込むスキルのある人は
アピールできる筈です。
特に分析表などはフォーマットを変えながら運用することもあるため、資料作成のスキルはあった方が望ましいです。

まとめると、経理職として働くには簿記やIT(特にエクセル)のスキルがあるとより有利だと考えられます。

経理として一番大事だと思うことは

経理として一番大事だと思うことは、ずばりミスしないことです。
経理業務は完璧な状態で100点で、ミスをする毎に評価が下がる減点方式だという言葉がありますが、
実際にひとつのミスが重大なことにつながる恐れもあります。
またひとつの仕訳を誤っただけでもその修正に時間がとられ、ただでさえ忙しい決算期に手間が加わる・・
なんてことにもなりかねません。
日頃からできる作業は済ませておき、ミスを減らすために有用な資料・仕組みづくりを心掛けましょう。
そして、もしミスをしてしまった場合、すぐにリカバリーできる体制が重要かと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
あらためて整理すると、経理職は几帳面で静かな環境でもこつこつと取り組め、且つITの知識などがある方が向いています。
求められることも多く、これから目指したい方は簿記の習得などが大変ですが、
責任感をもって務められるやりがいのあるお仕事だと思います。
難しそうと感じられた方でも、丁寧に取り組む姿勢があれば
きっと経理職で活躍できるはずですよ!

 

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