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ネットショップの仕事はきつい?楽?|2つのECサイト管理経験から紹介

サービス・生活

私たちの生活を支えているネットショップ。
ネットショップの拡大が著しい昨今、副業等でネットショップに関するお仕事が増えています。
でも、お仕事内容がきついのか楽なのかわかりませんよね。

AmazonやYahoo!ショッピング、Shopifyなどでネットショップを展開する事業に関わり、ECサイトを2つ管理する筆者が『ネットショップの仕事はきついのか楽なのか』ご紹介したいと思います。

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ネットショップの仕事はきついの?楽なの?

ネットショップに関する仕事は『一回ハマると楽しい』です。
大手Amazonから法人顧客のスーパーデリバリーまで、そのマーケットプレイスは様々です。
各ECサイトで個性があり、覚えることも多いのですが、一度その癖を覚えてしまうと自分の思い通りに運営できます。
売上の増減で評価もしやすいので、こつこつと対策をしてその成果を味わいたい人には楽しいと思えるでしょう。

ネットショップのの仕事内容

ネットショップの仕事はおおまかに4つです。
他にも細かい業務はあるのですが、下記4項目さえ整っていればネットショップとして稼働することは可能になります。

ECサイトを立ち上げる

Amazon・楽天ショッピング・Yahoo!ショッピング等、様々なマーケットプレイスがあり、どこで展開するかを決めて立ち上げます。
扱う商品の強みやターゲットにする客層を研究し、マッチしたマーケットプレイスで手続きを始めます。
各々でECショップを始める条件は異なりますので注意が必要です。

ECサイトを装飾する

マーケットプレイスから販売許可が下りたら、次は出店準備をします。
何もない更地にいるようなものなので、お客様の購買意識を高めるような見た目を作っていきます。
バナーやフレーム等の画像素材を使用し、CSSやHTMLを使ってコーディングをして、見た目を装飾していきます。
テンプレートが予め用意されているマーケットプレイスもあり、コーディングの専門知識がない初心者でも装飾しやすくなっています。

出品する

お店の飾り付けが終わったら次は売りたいものを出品します。
売りたい物のメイン画像・用途がわかりやすい画像・商品仕様説明や販売価格・出荷方法・依頼する配送業者等の情報を集め、出品手続きをします。
マーケットプレイスが用意したシステムで一つ一つ出品する方法と、csvファイルで一括出品する方法と様々なやり方があります。

受注、出荷

出品後、お客様から商品が欲しいとの発注があると、マーケットプレイスのシステムから通知がきます。
該当する商品を梱包し、納品書を作成、指定された配送業者を手配して出荷します。
お店によって梱包方法等に工夫があったり、おまけやチラシが入っていたりと、創意工夫を凝らすことでリピーターが増えるチャンスを広げます。

おおまかに4つに分けて説明しましたが、この他にも在庫の確認や補充、クーポンの配布などのサービスを充実させる等、多彩な業務があるのも特徴です。

ネットショップの仕事がきついと思うところ

では、ネットショップの業務にてきついと思われる箇所をご説明します。

覚えることが多い

前述した通り、マーケットプレイスの個性は様々で、商品登録や条件、仕様など違ってきます。
所属する会社等でECサイトの展開が広いと、管理方法も比例して増えます。
それだけでなく、このネット社会でショップを開くという事は『常に新しいトレンドを混ぜたお店の見せ方』をしなければなりません。
そのためにはCSSやHTMLのコーディング知識も必要になってきます。
メインの商品画像も工夫しないと、折角検索をされたとしても目立たなければ埋もれてしまいます。
物を売るためには様々な知識が必要となるのです。

理不尽なクレームも見える

各マーケットプレイスにはレビュー機能やメッセージ機能があり、お客様の声が販売主に直接届きます。
該当する製品やショップのサービスに対する評価、配送に関する質問などが寄せられることが多いのですが、中には悪質なクレームも。
筆者が体験した実際にあったクレームは「購入した製品を届けてもらう際、配送会社がドアを蹴り破ったので貴社を訴える。
訴えられたくなかったら製品をもうひとつ無料で送れ」とのことで星1レビューがついたことから、事実確認をするとその方からの購入歴はなく全て嘘だった、ということがありました。
真っ当な理由でのクレームではなく、でたらめだったり、ただの暴言だったりと悪質なレビューやメッセージがくることが稀にあります。

出品したからと言って必ず売れるわけではない

製品を仕入れ、出品したからと言ってその製品が必ず売れるわけではありません。
ショップや商品の知名度、その他サービスや販売価格、ショップの見た目や信頼度など、様々な要因があって他のショップを出し抜き、始めて売れるのです。
そのためにはマーケティングやトレンド研究、安い仕入れ先の開拓や新しい商品の開発など、絶え間ない努力が必要です。
常に変わる情勢に、必死に食らいついていかなければ商品は売れるどころか、ECショップ登録料などの費用だけ搾り取られることとなります。

ネット社会の時代だからこそ需要があり、その需要の数以上にライバルもいることを忘れてはなりません。
お客様に最高のサービスを提供しつつ、ライバル店との差をつける策がなければ生き残れないのです。

ネットショップの仕事が楽だと思うところ

どの仕事においても楽だと思うものはないとのですが、筆者が思う「楽しい」という箇所を集めました。

成果がわかりやすい

自分が努力して出品した商品が世間から評価された時に売れますので、努力の継続次第では売り上げが伸びます。
データは数字なので比較しやすく自分の成果が見えやすいので『やりがいが感じられる仕事』と言えます。

専門知識を学べるチャンス

ネットショップの仕事でも学ぶことが沢山あります。
マーケティング・トレンド・商品の見せ方や、お店を飾るためのコーディング・画像編集・PR動画の撮影や編集、キャッチコピーなど、販売に関する専門知識からメディアに関する知識まで様々なことを学べるチャンスです。
大人になっても沢山学べることがあると思える業種のひとつです。

お客様の喜びの声が直接届く

前述で理不尽なクレームについてお話しましたが、その逆でお客様の喜びの声も直接届くことが多いです。
商品を使用している様子や、その商品で喜んでくれているような内容を頂くことが、出品したかいがあったと思える瞬間です。

どうしたら商品が売れるか、という疑問から知識を蓄え、その知識が功を成して売り上げとなります。
自分の努力次第で成果が上がる仕事なのです。

ネットショップの仕事をして良かったと思うところ

筆者が実際にネットショップの仕事をして良かったと思うところをピックアップしました。

知識が増えたこと

前述した通り、学べることが多いので専門知識が増えます。
この知識や経験は他の仕事にも応用できます。
ひとつのECサイトを運営すると、他のマーケットプレイスでも基本は同じなので、大体の仕組みがわかると他のECショップも立ち上げやすくなります。
筆者はこれで本業・副業とネットショップ関連の仕事に就き、一時期は3つのECショップを運営していました。

トレンドがわかる

世間では何が流行しているのか、売れる商品の傾向によってわかります。
そして、次の流行は何が来るか、何が売れるかという予想もしなければならないので、自然と流行に対する知識が蓄えられます。
私生活でも流行や便利な新商品を先取りすることができます。

画像や動画の編集などメディア関連の技術が身についたこと

これも前述しましたが、販売関連だけでなく、商品の見せ方なども工夫しないと商品は売れませんので、当然メディア関連のことも身につきます。
なので、ネットショップのお仕事以外にも副業として人気な画像・動画編集の仕事につきやすくなるのです。

全体的にネット社会に対して『強くなる』ので、これからの時代、力になる技術が自然と身につくのが良かったと思っています。

ネットショップの仕事をやめておいた方がいい人

以上を踏まえて、ネットショップの業務に向いていない方をご紹介します。

きっちりとしたことが嫌いな方

お客様の個人情報やお金を扱う業種なので、しっかりと管理しなければなりません。
ネットが発達し、スパムやウイルスなどでハッキングされると顧客の情報が流出したり、ネットショップが乗っ取られたりと大変なことが起きるので常に注意を払わなければなりません。
お金の管理もお客様に直接迷惑がかかるため、それが売り上げに大きく影響します。
基本的におおざっぱな方は向いていないと言えるでしょう。

学ぶことが嫌いな方

ネットショップの世界は常に変化し続けています。
ライバル店の調査や世の中のマーケティングは当然のことながら研究・勉強していかなければ商品は売れません。
常に情報をアップデートしなければ、ネットショップが乱立する中、すぐに埋もれてしまいます。
よって、学ぶことが嫌いな方には向いていません。

一人で仕事がしたい方

出品作業のみのお仕事ならまだしも、運営を任されるとなるとお客様とのやりとりも必ず増えますので、一人でひっそりと仕事をしたい方には向いていません。
お客様からの質問チャットの返事、メールの返信や電話での応答もありますので、それらを苦手とする方はつらい仕事だとも言えます。

基本的な社会のマナーが身についていれば誰でもできる業種ではあるのですが、その先の『売り上げを伸ばす』といったワンランク上のことを目指すのなら上記3項目の方は厳しいのではないでしょうか。

ネットショップの仕事はこういった人におすすめ

では、ネットショップの業務にはどのような方が向いているのでしょうか。
筆者が思うおすすめしたい人をまとめました。

なんでも吸収する人

何度も述べた通り、ネットショップのお仕事は商品が売れるために努力をし続けなければならないお仕事です。
なんでも挑戦・吸収し、それをアウトプットできる方にはおすすめです。

人に喜ばれるようなことが好きな人

良いサービスや商品を提供すると反応が返ってくることが多いので、お客様を喜ばせるためには何が必要か考えられる方には楽しい仕事と言えるでしょう。

絵を描くことや文章を作成するのが好きな人

出品するにあたってかなり重要なのはその商品の見せ方です。
キャッチコピーやメイン画像のデザイン等、常にセンスが問われます。
最初からそのセンスが培われている方は重宝されます。

コーディングやパソコンに詳しい人

そもそも、ネットショップにはパソコンが必要不可欠です。
在庫を管理するためにスプレッドシートを作成したり、沢山の商品を一括出品するために作成したエクセルファイルをcsvに変換したり、基本的なことができないと初歩でつまずいてしまうことも。
コーディングは必ずではないのですが、知識や技量があった方が商品ページの見栄えもよくなりますので、それらに詳しい方は向いていると言えます。

まとめ

ネットショップの仕事を紹介しましたが、いかがでしょうか。
誰でもできる業務ですが、人によってきついのか楽なのか感じ方はそれぞれ違います。
副業として人気のネットショップの出品作業・運営の奥深さを少しでも感じてくださったら嬉しいです。

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