「初めてレジ打ちをすることになったけど難しいのかなぁ」や
「レジ打ちを始めたけど間違いを減らす方法はないのかなぁ」と考えているのではないでしょうか？
ここでは飲食店で３年間レジ打ちをしていた私が、実際レジ打ちは難しいのか、レジ打ちの間違いを減らす方法はどういったものがあるのかを述べていきます。
レジ打ちは難しいのか？
結論を述べますと「初めは覚えることがたくさんあって難しく感じるが、覚えてしまえば機械のように動くだけ」です。
初めてレジ打ちをする人はレジ打ちをしている人を見て「難しそうなことをしているなぁ」と感じるかもしれません。しかし慣れた人がしているのは色々なことを覚えてパターン通りに動いているだけです。
レジ打ちは難しいと言われるポイント
ここではレジ打ち新人だったころの私が難しく感じていたことを述べていきます。
・商品名がぱっと出てこない
私はセルフサービスのうどん屋でバイトをしていたので、お客様はお盆に商品を載せてレジまで来ました。なので、値札がついていないうどんや天ぷらなどがお盆に載って目の前に来るのですが、初めはそれぞれがなんという商品なのかすぐに出てきませんでした。
・間違っていないか不安になる
レジ打ち始めたての頃、元々神経質だった私は自分で入力した商品が合っているのか不安でした。違う商品を入力したままお会計を済ませることはあってはならないので何回も確認していました
・作業に集中しながら接客するため、意識を2つのことに向けないといけなくて大変だった
レジ打ちだけでも大変だと感じていたのに、その上お客様に失礼がないように意識を向けないといけませんでした。
・スピードが求められる
レジ打ちにはスピードが求められます。私がもたついてしまって並んでいるお客様を怒らせていないか心配でした。ピーク時には店の外まで並ぶくらいお客様が来ていたのでレジ打ちを早く済ませて回転率を上げることはお客様とお店の利益のために重要でした。
・いろいろな支払い方法や割引方法があるので覚えることが多い
商品をちゃんと入力できたか確認をして料金をいただくのですが、電子マネーの普及や様々な割引券の発行によってお金を受け取るときも種類別の操作をしないといけませんでした。
レジ打ちの間違いを減らす方法
・商品の名前とボタンの位置、支払い方法別の操作をしっかり覚える
レジ打ちを難しいと感じる原因の大半は必要なことを覚えるとなくなります。
覚えるのが大変だと感じるかもしれませんがどんな仕事においても必要なことを覚えるのは避けられません。
難しそうと感じるレジ打ちも覚えてしまえば機械のように動くだけでこなせるようになります。
・パターンを決めることで単純作業化する
パターン化することで単純な作業になり、しなければいけないことを忘れることもなくせます。
私の場合、
「1．いらっしゃいませの声掛け」
「2．手前のお盆の商品から順番に入力」
「3．打ち間違いがないかの確認」
「4．お金の受け渡し」
「5．クーポン券などのお渡し」
「6．ごゆっくりどうぞの声掛け」
と行動の順番を決めて動いていました。
特に商品の入力の順番を決めるのは重要なことだと考えています。
手前の商品から入力すると決めておくことで、次のステップの「3．打ち間違いがないかの確認」によるミスの発見がしやすくなります。
・声に出してやることで自分とお客様で一緒に間違っていないか確認する
商品を入力する際は声に出しながら入力します。
「○○が１つ、△△が１つ、□□が１つ」といった感じです。
こうすることで、自分で間違いに気づいたり、お客様から指摘されて気づいたりすることができます。
また、一緒に確認するので「不愛想な人だ」などのクレームを防ぐこともできます。
・お金の受け渡しはお客様と確認しながら
お金の受け渡しをする時もお客様と一緒に確認しながらします。
お金をいただくときは「○○円からですね」と声に出して一緒に確認し、おつりをお渡しするときも「○○円のお返しです」と一緒に確認します。
・おつりの渡し方を工夫する
おつりの渡し方を工夫することでミスに気付くことができます。
例えば850円の商品に1万円を出された時は先に9千円をお返しします。
その時も「お先に1，2，3，…9千円お返ししますね」と一緒に数えながら確認します。
そして残りの150円をお返しするときも右手に100円玉、左手に50円玉と、分けて見せて一緒に確認します。
トレイでお返しする場合は右半分、左半分と分けると目で確認しやすいでしょう。
・ミスしても落ち着く
ミスをしてしまっても落ち着きましょう。
レジ打ちは間違えないように集中力が必要なのでミスしたことを引きずっているとまたミスをしてしまうかもしれません。
ピーク時は次から次へとお客様が来るのでミスを引きずってまたミスをする、ということがないようにいつも通りの単純作業をする機械の気持ちに戻りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか、私の経験からレジ打ちが難しいかどうかと、間違いを減らす方法について述べさせていただきました。
レジ打ちは慣れればパターン通りに動くだけです。慣れるまでに覚えることは必要ですが、難しいことはしていないのです。
間違いを減らすためには単純作業化してミスに気付きやすくすること、お客様と一緒にミスがないか確認することが重要です。
最初から忙しい時間でレジ打ちをするのは大変だと思うので、お客様が少ない時間から始め、商品名、ボタンの位置、パターンを覚えて、慣れてきたら忙しい時間でも問題なくこなせる人になれたら良いと思います。この記事が参考になれば幸いです。
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