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診療放射線技師の仕事できついとこ!何が大変?13年の経験から紹介

診療放射線技師

診療放射線技師は、医師の指示のもと放射線による検査や治療等に携わります。
撮影された画像は医師の診断に必要なものであるため正確さとスピードを求められます。

診療放射線技師の仕事に興味を持ったけれど、きついのかな?と思われている方がいらっしゃるかもしれません。
この記事では診療放射線技師13年目で総合病院や個人病院で勤務した経験から、診療放射線技師のきついこと、大変なことについてリアルに解説していきます。

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診療放射線技師のきついし大変なこと

撮影の方法を覚えるのがまず大変

特に一般撮影(レントゲン)では、1つの部位で2〜6枚ほど、角度を変えながら撮影します。
スピードを求められる画像の検査では、それぞれの撮り方をしっかり覚えて実践できないとどんどん検査が溜まっていってしまいます。

正常な画像をしっかりわかっていないと務まらない

診療放射線技師は、医師の画像読影の補助をすることができます。
そのため、撮影した画像について医師から質問や相談をされることも多いです。
そんな時にどこに異常があるのかわかっていないと話になりません。
正常な画像をひたすら覚えることで異常を見つけることができるようになります。

たくさんの検査が重なるときつい

待合室に患者さんが増えてくると気持ちが焦ってしまうけれど、目の前の患者さんの検査が長引いている。
そんな時、順番を待つ患者さんの視線は痛いです。

思ったより力仕事

患者さんの中には自分で全く動くことができない方もいます。
また検査中に暴れてしまう方を支えながら検査をすることがあります。
力仕事が続いた日はぐったりと疲れます。

画面と長時間の睨めっこになると目がきつい

CT やMRIの検査では、撮影した画像の再構成をすることがあります。
細かい作業が必要になる3D画像の再構成が続いたときは、長時間の作業で頭痛が起きてしまったこともあります。

忙しい当直中に救急車のサイレンを聞いた時

勤務先によりますが、夜間は一人〜少人数が当直をしています。
なので忙しい病院では夜寝る時間もないほど走り回る日もあります。
忙しい中に次の救急車のサイレンが近づいてきた時、きついなぁと感じます。

診療放射線技師の仕事がきついし大変な時の対処法

画像や撮影の仕方を覚えるうちは、ひたすら勉強あるのみです。
特に撮影法の多い一般撮影(レントゲン)を勉強中は、先輩に教えてもらったことや教科書の解説を実践するほか、YouTubeで流れている撮影の仕方を紹介するチャンネルを登録し、何度も見て自分でも撮影してみるということを繰り返して覚えました。

仕事で溜まったストレスは帰り道に甘いものをご褒美として食べたり、アロマオイルでケアしています。
自分の好みのオイル(気分がスッキリする香りがおすすめ)をマスクやハンカチに含ませたり、こめかみに直接つけて深呼吸すると、焦っている時も落ち着きを取り戻して検査に向かえるようになりました。

リアルにきついし大変だった体験談

診療放射線技師になって初めての当直のことは、今でも忘れられません。
一人でドキドキしている時、怪我をして運ばれてきた泥酔した患者さんがいました。
まず血だらけで見た目から怖いのに、泥酔して足はフラフラ、こちらの指示は全く通りませんでした。
結局検査にかなり長時間かかってしまい、今までで一番きつかった思い出になりました。

このように患者さんの状態はさまざま。診療放射線技師はワンパターンの対応ではできない仕事です。

診療放射線技師として働く前に知っておきたいこと

診療放射線技師として働きたいと思っている人へ。
診療放射線技師は、「スイッチをおすだけ」の仕事ではありません!
患者さん一人一人に合わせた検査をするために力を使うこともあるし、進化する医療についていくため勉強や研究を続けていく必要があります。

検査の装置はどんどん良くなっていきますが、その装置をうまく使いこなすためにはやはり勉強が必要です。
国家資格を取ったからといって勉強は終わりになりません。
「スイッチマン」と呼ばれないように日々努力が必要な仕事であることを覚えていてください。

まとめ

これまで10年以上、診療放射線技師として長く仕事をしてきました。
思い返してみると楽しいことも、きついし大変なこともたくさんありました。

でも、きつい検査をやり切ったとき、患者さんがありがとうと言ってくれたとき、自分の撮った画像を先輩に褒めてもらったとき…自分が成長していることを感じることができ、それが嬉しくて今も仕事を続けられています。

診療放射線技師は、医師の指示の元で放射線による検査や治療等に携わります。
つまり、診療放射線技師がいるだけでは検査をすることができません。

チーム医療と言われますが、他職種ともうまく連携して、患者さんのために質の高い医療を目指していけるようにしたいですね。

診療放射線技師になろうとしている方はこちらも併せてチェックしてみると良いと思います。
診療放射線技師に向いてる人・向いていない人|13年の経験から紹介

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