まずは私の自己紹介をしたいと考えています。
私が大学を卒業して最初に就職した会社は、HDDのヘッド素子を作っている工場に入社しました。
そこで、私は、生産能力向上の為、生産設備の立ち上げを実施し、工数削減の為に人の動線の改善、装置の稼働時間短縮を果たしました。
その後、設備がわかっていた事もあり、設備故障がおこらないように設備メンテナンスチームに配属され仕事をしました。
現在は、別の仕事をしていますが、この時の経験が今も役に立っています。
ITの仕事でも役立つことはあります。
私が経験した事を元に、「生産技術の仕事はやめとけ?そう言われる理由は」を執筆していきたいと思いますので、最後までよろしくお願いいたします。
生産技術の仕事はやめとけと言われる理由
・生産技術の仕事は残業時間が長い
私は色々な仕事をしてきました。
残業時間を見る限り、一番長く残業していたのは生産技術の仕事をしていた時が一番残業時間が長かったです。
やることが中々終わらなかった為残業時間が長くなってしまいました。
残業をしたくない人にはお勧めできません。
・休日出勤がある。
生産技術の仕事は、休日突然設備トラブル、工程トラブルの発生があると、仕事場から呼び出される事があります。
トラブルを解決しないと、休日に生産ができず止まってしまうからです。
迅速に解決する必要がある為呼び出されます。
休日もゆっくり休めないのでやめとけと言われる理由になります。
・色々な部署との調整
生産技術の仕事は、業務で色々な部署と調整する事が発生します。
お客様と会話をすることも当然あります。
また会社内でも、色々な部署と会話をして調整をしていく事が当然発生します。
人とのコミュニケーションをとることが苦手な人は、やめた方が良い仕事と考えます。
生産技術の仕事をしてみてやめとけばよかったと思う事
・工程改善の仕事はしなければよかったと思った
工程を改善する仕事が発生する事があります。
工程を改善しないと、歩留まりの改善ができないためです。
時には、現場の人間の仕事を変えることもあります。
現場の経験者が納得できない事を説得するのは苦労が必要です。
この時は、工程改善の仕事をしなければよかったと感じます。
・休日出勤はしなければよかった。
休日にトラブルが発生する事もあります。
休日出勤者が対応できない事もあるため、出勤する事もありますが、すぐに解決できることもあります。
すぐに解決できるときは、現場の人に任せて休日出勤をしなければよかったと思います。
生産技術の仕事はやめたほうがいい人は
・体力がない人
生産技術の仕事は、事務所で席に座って仕事をするだけではないです。
現場でも仕事をする必要があります。
残業時間も長いため、体力がない人にはお勧めできない仕事です。
・人と会話をすることが苦手な人
生産技術の仕事は、人と接する事が多いと感じる仕事です。
時には、人と揉めることが当然あります。
自分の意見を伝えるのが苦手な人は、生産技術の仕事をやめた方がよいと感じました。
生産技術はこんな方におすすめ
・人との会話を楽しめる人
お客様から、現場の作業員まで、会話をして調整する事があります。
お客様が目指しているものを、作る必要がある為、あらゆる部署との調整が発生します。
人との調整が得意で楽しめる人は、生産技術の仕事に向いていると考えます。
・機械が好きな人
生産技術の仕事は、設備の導入から、工程でつかえるようにの立ち上げ、立ち上げ後のメンテナンス等を行っていく必要が当然あります。
その為、機械を触ることが増えていきます。
機械を触ることが好きな人は、機械を触れるため面白い仕事を感じるため向いていると思います。
・仕事の達成感を感じたい人
生産技術の仕事は、大変な仕事だと感じますが、目標を達成した時の、達成感を大きく感じることができます。
生産能力が向上した、現場の改善ができた時は、本当に仕事の達成感を感じます。
トラブルなどで休日解決した時は、現場の人から、感謝を言われるときは、本当に仕事をしたと思い嬉しく感じます。
達成感を感じたい人は、是非生産技術の仕事をしてください。
・残業代を稼ぎたい人
生産技術の仕事は、残業時間も多くなるため、残業代を多く稼ぐことができます。
お金を多く稼ぎたいなら、生産技術の仕事をしてみて下さい。
まとめ
生産技術の仕事は、本当に大変な仕事です。
お客様の要求を満たす仕様の製品を作る必要がある。
新しい設備を立ち上げて、工場内の生産能力を上げる必要がある。
コストダウンを図るために、工程の材料などを変える必要があるなど多岐に渡り忙しさを感じます。
本当に体力がないと向かない仕事だと考えます。
人と絡むことが多い仕事でもある為、人と会話がうまくできない人は、生産技術の仕事はやめた方がよいです。
やめた方が良いという事を強調してきましたが、一番仕事のやりがいを感じることができるのも、生産技術の仕事だと思います。
大変な分、やりがいを感じることができます。
仕事のやりがいを感じたい人は、生産技術の仕事をしてください。
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