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施設警備員はやめたほうがいいと言われる理由|6年間(隊長2年)勤務した経験から紹介

警備・保安

警備員になりたくて求人雑誌などで情報を得ている方いませんか?

せっかく警備会社へ入社したけれど、やっぱりやめとけば良かったと後悔したくはありませんよね。それだけの労力と時間が無駄になってしまいます。

そうならないためにも、こんな人は施設警備になるのは、やめとけと断言できる幾つかのポイントをご紹介いたします。

筆者は、施設警備員として6年間、商業施設やオフィスビルで勤務した実績があります。

勤務体系は24時間勤務の3交代制(泊まり、明け、休み)でした。

それではご覧ください。

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施設警備員の仕事はやめとけと言われる理由

同僚が口々に言うのは「稼げない」ということです。

また、仕事を辞めていく人は人間関係の悩みを抱えていたり、業務がきついと言った方が多かったです。

・稼げない
3交代制(泊まり、明け、休み)でシフトが作成されています。

月の出勤はだいたい10回前後で、過度な残業はありません。

そのため、毎月決まったお給料以上を望むのは難しいです。

・夜勤がある
24時間勤務のため、夜勤があります。

日勤しか務めたことがない方は、身体が慣れるまでしんどいでしょう。

疲労と眠さとの闘いです。

・立ち仕事である
どうしても立ち仕事になります。

主な業務としては立哨業務です。定められた配置場所に立って警戒を行います。

おおよそ1時間に1回配置が変わるので、1時間立ちっぱなしです。

最初は足が棒になるでしょう。

意外にも体力が要求される仕事でもあります。

暇な時間帯の立哨は、1時間が倍の2時間に感じる程、時が経つのが遅く感じられます。

『足いたいなぁー、早く終わらないかなー』と常々思っていました。

また、慣れない環境で仮眠をするので、なかなか寝付けずに、起床後の勤務に身に入らなくてきつかったです。

実際に働いてみて施設警備員になるのをやめとけばよかったと思うこと

・残業したくても出来ない
月の給与を上げるには、“出勤回数を増やす”もしくは“残業”をすることです。

しかし、自分の出勤回数を増やすと、誰かの出勤回数が減ることになります。

また、勤務終了時に当日の勤務者へ業務を引き継ぐので、居残ってやる仕事はありません。

「早くかえりなー」と言われるのがおちです。

・業務がきつい
全て勤務する施設次第です。

大きい施設では、巡回する範囲は広がるので、歩数もその分増えます。

また、施設を管理するオーナー様により、警備員に要求するレベルが違ってきます。

そのため、ピリピリした現場もあれば、ゆる~い現場も勿論存在します。

 

私は一時、30階建ての商業施設から、7階建ての商業施設へ応援に行ったことがあります。もう。拍子抜けするぐらい業務が楽に感じました。

『これで、あんまりお給与が変わらないなら、応援先の現場に配属されたら楽できて良いよなぁ』と感じずにはいられませんでした。

どの現場に配属されるかによって、あなたの運命が変わります。

施設警備員になるのをやめた方がいい人は

チーム仕事です。現場の規模によって人数に差はありますが、同僚と一緒に勤務します。

1人だけで働きたいと思っている方は、おすすめしません。

・1人で仕事をしたい方
3交代制のため、毎回決まった方と勤務することになります。

相性が合えばいいですが、どうしたって意見が合わなかったりして、嫌いだと思える人もいます。

その人と24時間一緒に居て、この先数か月、1年もしくはそれ以上勤務し続けると考えると嫌になったりもします。

・コミュニケーションが苦手な方
お店で商品を売るような接客スキルは求められませんが、相手に失礼のない伝え方が必要です。発言一つとっても、無用なトラブルが起こる可能性があります。

例)何かお願いするシチュエーション。

「差し支えなければ・・・」「お手数ですが・・・」「申し訳ありませんが〇〇して頂けますか」クッション言葉を活用して丁重にお話すればよいものを、単刀直入に「これして!」「ダメだよ!」と言い放ってしまった。

ぶっきら棒な言葉遣いや、威圧的な態度はNGです。

 

また、配置を同僚と交代する際、無線や守衛室内でのやり取り等で、同僚同士で上手く伝達が行き届かないと、結果的にお客様に迷惑が掛かることもあります。

なかには一匹狼のように、警備隊の中でコミュニケーションを取らない方が居ますが、周囲から煙たがられる傾向がありました。

施設警備員はこんな方におすすめ

安定を求めて働きたいと思っている方には、良い選択肢になると思います。

・そんなに働かなくてよい人
出勤回数も決まっている、残業もしたくない、毎月決まった金額が貰える。

一定のお給与で納得できる方であれば良いと思います。

・楽したい人
配属される現場によっても差はあると思いますが、楽です。

モニターを座りながら監視する業務や、全く人が通らない時間帯の受付業務などもありました。オフィスビルでは平日と休日で、ガラッと人の流れが変わるところもあります。

私が働いていた現場では、70代の方もご活躍されていらっしゃいました。

特別簡単な業務だけやっていたわけではなく、同僚と一緒の内容をこなしていました。

体力が必要な場面はあっても、1日のうち限られています。

まとめ

“ガンガン稼ぎたい方、立ち仕事や夜勤はやりたくない”という方には、施設警備員をおススメは致しません。やめとけば良かったと後悔しないように、他の職業を探された方が賢明だと思います。

ただし、“毎月決まったお給与が貰えて、業務も楽な仕事がいい”と思っている方にとっては施設警備員の選択肢はありだと思います。

私が勤めていた頃からも万年人手不足で、会社が「喉から手が出るほど人材が欲しい」と言っていました。それと、シニアでも働ける場所を探している方も、年齢を気にせずに検討してみてはいかがでしょうか。

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