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スーパーのレジはやめとけと言われる理由|経験をもとに紹介

スーパー

「スーパーのレジバイトはやめとけ」と言われたことはありませんか?
ではなぜ、「やめとけ」と言われているのでしょうか。
大手スーパーのレジで1年半働いたことのある私が、実際どんなときに「やめとけばよかった」と思ったのか、逆に「やってよかった」と思ったのはどんなときかを紹介します。

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スーパーのレジのバイトはやめとけと言われる理由

スーパーのレジのバイトは立ち仕事で接客であるため体力を使いますし、精神的な負担も大きいです。
私も働いているときは、トイレ休憩が取れないほど忙しかったり、水分補給が自由にできなかったり、そんな中でたくさんのお客さんと接しなければいけませんでした。
私の経験からやめとけと言われる理由を3つ考えました。

・体力・精神力が必要なのに時給がそれほど良くない
立ちっぱなしで、お客さんが来たら「いらっしゃいませ」と大きな声で言いますが、これが意外と体力を使います。
挨拶の他に値段の読み上げもするため、忙しい日は声が枯れたことが何度もありました。
また、たくさんの様々なお客さんが来るため、時にはクレームを受けることもあり精神を削られます。
スーパーの顔としてレジに立ちますが、時給は裏方の仕事と数十円しか変わりがないことが多く、楽をして稼ぎたい人にとっては向いていない仕事だと思います。

・労働環境があまり良くない
特売日などの忙しい日はトイレ休憩や水分補給がほとんどできません。
ずっと立っているのに、レジから動くことはあまりないため足もむくみますし、腰もつらくなります。
また、夏は暑く、冬は寒いことが多いです。スーパーは温度管理をしなければならない店舗であることや、レジが窓側に設置されていることが多いためだと考えられます。
暑さや寒さの対策は制服の範囲内でしかできないため、私は冬はカイロを貼ってしのいでいました。

・お客さんに顔と名前を覚えられてしまう
スーパーのレジに立つ際は名札をつけることがほとんどです。また、レシートにも名前が印字されてしまいます。
私がバイトをしている時、プライベートの時間にお客さんに話しかけられたり、レジに来た際に名前を呼んで話しかけて来るお客さんがいたことがあり、怖いなと思った経験があります。
仕事とプライベートをきっちり分けたい方は、レジバイトはやめておいた方が良さそうです。

スーパーのレジは体力的にも疲れるのに、さらに老若男女が利用するため、お客さんとのやりとりにも疲れてしまいます。
労働環境も良いとは言えないため「やめとけ」と言われる理由だと思います。

実際に働いてみてスーパーのレジのバイトをやめとけばよかったと思うこと

私はレジのバイトを1年半継続しましたが、何度も「やめとけばよかった」と思っていました。
仕事内容のきつさに時給が見合っていないことも感じていましたが、当時は私も自宅から近いという理由だけでなんとか続けていました。
「やめとけばよかった」と思っていたこと、今思うことを紹介します。

・バイトと社員の仲が悪い
私の周りにはスーパーのレジのバイトをしている友だちが数人いましたが、皆が口を揃えて、社員との仲の悪さをぼやいていました。
実際、私の働いていたスーパーもバイトと社員の軋轢があり、その軋轢は勤務態度や髪型について社員から指摘を受けることが積み重なってできたものでした。
社員はいいけど、バイトはダメというような規則も多く、人間関係にもストレスを感じていました。

・冬場の手荒れが気になる
些細なことだと思う方も入れませんが、実際は大きな問題でした。
冬場は手が乾燥しますが、お客さんの商品を触る仕事であるためハンドクリームを塗ることができません。
また、お金を常に触る仕事であるため指先がカサカサになり、冬場のあかぎれはつらいものでした。

・仕事量と賃金が見合っていない
レジのバイトをしていて一番感じていたことが「仕事量に対して賃金が低い」ということでした。
レジの仕事は忙しい時間は接客ですが、閉店時間前になると店内の清掃や外のカートやカゴの整理などの雑用もします。
レジの使い方や接客態度など覚えることが多く、こなすべき仕事も多い中で、裏方の仕事とさほど変わらない時給なのは、今でも損をしていたなと思います。

仕事の内容は単純作業と接客の組合せですが、精神的にきついと感じる部分が多くあったように思います。
賃金に関しては夜の時間帯が高かったり、繁忙日だけ時給が上がることもあるのですが、それでも日常業務で覚えることがたくさんあるため、見合っていないと感じていました。

スーパーのレジのバイトはやめた方がいい人は

私自身がスーパーのレジのバイトに向いていなかったと感じているため、やめた方がいい人の特徴はよくわかります。
これから紹介する特徴に思い当たる節がある方はやめておいた方がいいかもしれません。

・整理整頓が苦手な人
スーパーのレジではカゴにお客さんの購入品を詰めますが、これは一般的にも「難しそう」と思うのではないでしょうか。
研修等で基本的なカゴの詰め方は教わりますが、実際は様々な商品をお客さんをお待たせすることなく綺麗に詰める必要があります。
整理整頓が日頃から苦手な人は、どの商品からレジを通すとうまく詰めれるのかを考えることに苦労すると思います。

・人と関わる仕事がしたくない人
レジは接客の仕事で、明るい声や笑顔を求められます。
声が小さかったり、笑顔がなかったりするとお客さんか直接指摘を受けたり、「元気ないね」などと言われてしまいます。
お客さんとの世間話をする機会も日常茶飯事ですので、人と関わることが苦手な方はやめた方がいいです。

・マイペースに働きたい人
スーパーのレジあるあるですが、それまでお客さんが全然いなかったと思うと突然お店が混んだり、列ができてしまったりということが起こります。
お客さんは主婦やサラリーマンなど急いでいる人が多いため「マイペースに働きたい」と思っている方はスーパーのレジのバイトはやめた方がいいです。

スーパーは基本的にお客さんがいない時間がないため、シフト中は気の抜けない時間が続きます。
整理整頓が苦手で物事を丁寧に進めることが苦手だったり、人との関わりが苦手で、自分のペースで働きたいという方にはオススメしません。

スーパーのレジのバイトをして良かったこと

やめとけばよかったと思う反面、スーパーのレジのバイトの経験自体はやってよかったと感じています。
接客業の代表格とも言える仕事の経験の中で、特にやってよかったと思っていることを紹介します。

・たくさんの人と関われたこと
スーパーには老若男女、職業問わずに様々な人が来店します。
様々な人と関わることで、その人にあった対応方法を考えて働いていたため、今でもその時に身についた気遣いの仕方は役に立っていると感じています。

・お金の計算に強くなったこと
レジは自動計算をしてくれますが、お客さんの中には「500円玉でお釣りが出るようにするにはいくら払えばいい?」や「あと何円で端数のお釣りが出ないようになる?」と聞いてくる人が結構います。
おかげでお釣りの計算が速くなり、プラベートでの割り勘の計算が得意になりました。意外と重宝するスキルだと思います。

・「いらっしゃいませ」「かしこまりました」がすんなり言えるようになったこと
これは人によると思いますが、私は社会人になってからも接客業に就いたためレジのバイトでの経験が活きています。
バイトで接客業をしたことがなかったり、大きな声で発生しないバイトをしていた同期は「いらっしゃいませ」が言えずに苦労していました。
日常生活では使わないスキルですが、だからこそ接客の基礎を学ぶことができてよかったと感じています。

「将来は絶対接客業に就かない」と思っていても、意外とどの仕事でもお客さんとの関わりは発生するものです。
接客業の基礎を学ぶことができると同時に、たくさんの人と関わることで社会勉強にもなるスーパーのレジのバイトはやってよかったと思うことも多いです。

スーパーのレジのバイトはこんな方におすすめ

突然ですが、あなたはこれまで気持ちの良い接客をされた経験はありますか?
いつも利用しているスーパーのレジでいつでも明るく丁寧な仕事をしている人を見かけた経験はありませんか?
レジのバイトを楽しそうにしていた先輩の特徴をまとめてみました。

・日頃から明るい性格の人
笑顔でいることが通常で、話すことが好きな人にはおすすめです。
特に「声が大きい」と言われたことがある人は向いていると思います。スーパーのレジは声と笑顔が命ですからね。

・人間観察が好きな人
レジにいるとお客さんを目で追う時間が長くなります。
日頃から人間観察をすることが好きな人は、きっと働くのが楽しくなると思います。

・単純作業をしたいけど飽きない仕事をしたい人
スーパーのレジの仕事は基本的には商品をレジに通して、お会計をすることですが、お客さんによって買い物の内容はバラバラです。
単純作業の繰り返しですが、内容が毎回変わるため、買い物の内容からその人の作りたい料理を想像したりすることもできるため飽きがこない仕事だと思います。

私は飽きっぽい性格ゆえに様々なバイトの経験がありますが、スーパーのレジの仕事は「飽きたな」「つまらないな」と思ったことはありませんでした。
人と関わることが好きで、話すことも好きな人にはオススメのバイトです。

まとめ

スーパーのレジのバイトを「やめとけ」と言われる理由は労働環境のきつさや体力的にも精神的にも疲れる仕事であることだと思います。
しかし、接客の基礎を学ぶこともでき、貴重な経験を積むことができるのは間違いありません。

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