雨の日も風の日も．．．毎朝見かける、牛乳や新聞の配達員。
若い学生さんから年配の方まで、
「本当に頑張ってるなぁー」
「早起き、きついだろうなぁー」
「感心するなぁー」
お疲れ様って言いたくなる、そんな仕事ですね。
中には「短時間だし配るだけだから楽そうだなぁ」と思っている方もいるかもしれません。
そんな早朝からのバイトである、牛乳配達と新聞配達の、両方を実際にバイトとして経験してきた私が、、、（私はどんな人生を送ってきたんだろうと、ふと切なくなってしまいましたが）これから牛乳配達を始めてみたいと思っている方々の為にも、双方の比較なども交えながら、今回は牛乳配達が、どんな仕事内容なのか、実際にはきついのか楽なのか、を詳しくお話ししていきたいと思います。
（私が務めたのは全国的にも有名な乳製品メーカーの販売所となりますが、メーカーや販売所により仕事内容は異なると思いますので、予めご了承ください）。
牛乳配達はきついの？楽なの？
私感の話となりますが、牛乳配達はきついのか楽なのかと聞かれたら率直な話、牛乳配達の仕事は楽です。
もっというならば、仕事内容は楽です。
しかしながら、ただただつらいんです、、、起きるが、、、朝起きるのが。
これから牛乳配達をしてみようかと迷っている皆さんの、一番のネックや悩みどころとなるところかもしれませんね。
幸いなことに私は牛乳配達をしている頃は、一度も寝坊することはなかったのですが、その反動からか今の本業では、ちょくちょく寝坊をいたしております。
余談はさておき、ここからは詳しく牛乳配達のバイトについてお話ししていきたいと思います。
牛乳配達の仕事内容
まず朝一番の大仕事、起床！無事に元気に目覚められたら、販売所へ出勤します。
配達の本数や地域によって、出勤時間は皆さんバラバラです。
出勤してから退社までの仕事の流れは、以下のようなものになります。
・本数や種類を確認して、ケースに入れる
配達に出る前の本数確認はとても重要になります。ここでのミスは配達終了時の、残りや不足に直結するので入念なチェックが必要です。
また、牛乳には種類がいくつかありヨーグルトなどのサブ商品もあります。こちらもしっかりとチェックしましょう。
・配達車両へ積み込む
自転車やバイクの場合は、商品が入ったカゴをゴムバンドやロープなどでしっかりと固定します。
車の場合でも、飛び跳ね防止や急ブレーキなどで滑り落ちないような対策が必要です。
・各家庭に配達
牛乳ボックスや指定された場所へ納品する。同時に前日の空き瓶を回収する。
旅行などで、何日から何日まで納品ストップなどの期間もあるので気をつける。
・販売所へ帰り、空き瓶の片付けなどを済ませて帰宅となります。
特に難しいことなどはないと思いますが、割れ物を扱うバイトになるので取り扱いに注意する。
それから早朝の配達なので、物音や騒音などに気を付ける。、
その辺りは繊細な気遣いが必要となります。
牛乳配達がきついと思うところ
バイトにおいて、きつさやつらさは、つきものです。牛乳配達のみならず、どのような配達バイトにおいても、
きついところは共通する部分があるかと思いますが、いくつか挙げてみたいと思います。
・天気や季節に左右されるところ
雨がつらい。
冬がつらい。
台風や天気予報が、やたら気になりだします。一種の職業病みたいに。
私は一時期、気象予報士になれるんではないかと思うくらいでしたから。
・積み込みなどが、女性には少し重い
瓶なので、カゴに詰め込んだ時に重量がある。
バイクや自転車だと慣れるまでバランスが取りづらく、転倒することもあるかもしれません。
・音問題や苦情
静かに配っていても今のご時世、エンジン音や足音などに対する苦情がごくまれにある。
瓶なども落として割らないように気をつける。
・ごくまれに職質される
早朝という時間帯もあり、まれにパトロール中の警官に話しかけられます、、、
、、、私だけでは、、、ない、、、はず、、、です。
色々と挙げましたが、全て慣れれば特別きついことはないと思います。
音に気をつけて、朝の散歩中の方々やご近所さんと仲良く挨拶を交わすことで、
配達し易い環境を整えるこが望ましいと思います。
牛乳配達が楽だと思うところ
苦あらば楽ありで、きついところばかりではありません。
牛乳配達にも、いいところや楽な部分もいっぱいあるので、いくつか挙げてみたいと思います。
・一人作業なところ
配達中は上司などからられたりすることもなく自分のペース。
休憩も自由。
・音楽やラジオを聞きながら仕事ができる
車での配達ならばOK。
自転車やバイクでの、走行中のイヤホン視聴などは控えましょう。
・給与は時給換算ではなく、件数換算
自分のペース次第で早く終わらせられる。
件数が減ると少しショックです、、、。
・配達は週に三日で、日曜日は休み
二日分を一日おきに配るので、週に四日は朝寝ができる。
ここで新聞配達との大きな違いがでてきます。
新聞配達は【六勤一休】。それに対して牛乳配達はなんと【三勤四休】。
なんということでしょう。新聞配達を先に経験し、後に牛乳配達を経験した私にとっては、
ビフォーアフター並の感激でした。
牛乳配達のバイトをして良かったと思うところ
朝も早く天候にも左右される、そんな牛乳配達の仕事を経験して良かったと思うことも
いくつかありますが、それは仕事面よりも生活面に多くあるような気がします。
・一日を長く感じられるようになった
朝が早いので、一日を有意義に使える。
体が慣れてくれば、昼間眠いこともなくなる。
・身体が鍛えられる
団地や階段などもあり、足腰が強くなる。
目覚まし時計が鳴る前に、目が覚める習慣がつく。
風邪などを、ひきにくくなった。
・朝食を摂るようになった
元々私は、朝食を摂る習慣はありませんでしたが、
配達後に自然とお腹が空いて、軽くパンなどを食べるようになりました。
・お客様から感謝の言葉をいただける
これはやはり、一番嬉しいことですね。
このように、心も体も健康に丈夫になれるという辺りが、牛乳配達や早朝バイトの良いところなのかもしれませんね。
生活改善に一役買ったバイトだと、私は実感しました。
牛乳配達のバイトをやめておいた方がいい人
基本的に牛乳配達の仕事は、やる気と根性があれば誰にでもできる仕事だと思いますが、
以下に挙げる方々は、少し向かないかもしれません。
・月に一度の集金業務ができない人
新聞配達の場合は、集金業務は主に販売所の社員が行いますが、牛乳配達の場合は配達員が行います。
月に一度、夜の時間帯ですが、不在や不払いなどで最低でも三日くらいは要します。
・朝が弱い人
これは致命的ですね。
・挨拶ができない人
朝の始まりは挨拶から。職場でも配達地域でも挨拶を交わすことが、
円滑に業務を行うことへと繋がりますからね。
そして、今の私。
もう起きれないです。牛乳配達や新聞配達をしていた、あの頃の自分に拍手を送りたいと思います。
集金業務の件の補足ですが、集金業務までするか、配達業務だけするかの選択ができます。
それにより給与も変わってくるので、ご自分にとって都合の良いほうを選んでください。
牛乳配達のバイトはこういった人におすすめ
どんなバイでも人それぞれ向き不向きはあると思いますが、やはりまずは経験してみることではないでしょうか。
こんな私でも、牛乳配達の仕事を全うできたのですから。
私が牛乳配達をおすすめしたいのは、以下のような方々になります。
・早起きが得意な人
まさに天職です。
・昼間は本職があり、副業で働きたい人
早朝の隙間時間で働けるので、ダブルワークが可能です。
・集金業務までできる人
配達業務だけよりも、集金業務までされるほうが、圧倒的に給与に割高感があります。
やはりどんな仕事でも同じですが、牛乳配達においても大切なのは、やる気と根性です。
あとは気合い！朝起きる為の気合いです！！
まとめ
牛乳配達のバイトを始めるにあたっては、早朝仕事ということもあり、他のバイトに比べても凄く覚悟がいると思います。
きつい部分もありますし、他に楽なバイトもいっぱいあることでしょう。
それでも時間帯的に、副業的に、生活的にと、、、様々な理由で牛乳配達のバイトを検討されている方々の不安や悩みが、
少しでも軽減されればとの思いで、私自身の経験や冗談なども、交えながらお話しさせて頂きました。
この記事を読んでいただき、
一人でも、牛乳配達のバイトに就いてもらえたなら、
少しでも、お役立てたなら、、
一瞬でも、笑顔になれたなら、、、
私も幸せです。
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