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歯科衛生士に向いている人・向いていない人|6年間働いてきた経験から紹介

医療

「歯科衛生士」と聞くと、どんなイメージがありますか?

歯科医師の横にいる助手の人、若い女性、歯石取りをする人など、様々なイメージがあると思います。

歯科衛生士は国家資格であり、歯科助手とは違い、患者さんの口の中に触れる行為を歯科衛生士法で認められている職業です。

私は歯科衛生士として6年間勤務しており、患者さんの定期検診、ブラッシング指導、歯科医師の診療の補助などをしています。

ここから「歯科衛生士の仕事をしたいけど、自分がその職業に向いているかどうかを確認したい!」という方に向けて、「歯科衛生士はどんな人に向いている、向いていないのか」についてお伝えしていきますね。

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歯科衛生士に向いている人の特徴

歯科衛生士に向いている人はどんな人なのか、自分に当てはめながら読み進めてください。

もし当てはまる項目がなくても、経験を積むことで補っていけるので、「自分には合わないんじゃないか」と心配しなくて大丈夫です。

こういう特徴があるんだなと認識する、意識するだけでも日々の行動が変わってきます。

人と接するのが好きな人

歯科衛生士は、患者さんと接することが多く、職場の歯科医師、歯科衛生士、歯科助手の方々との連携が必要な仕事です。

そのため密接なコミュニケーションを取ることが重要です。

お子さんから高齢者の方まで、幅広い世代の方々が来院されるため、相手に合わせたコミュニケーションが取れる人が向いているといえます。

手先が器用な人

歯科の仕事は、口腔内という狭い空間で器具を使うため、繊細な作業が求められます。
細かい作業ができないと、誤って患者さんの口の中を切ってしまったり、小さな部品を口の中に落として誤嚥させてしまうなど、医療事故につながる恐れがあります。

そのため、集中力があり細かい作業ができる人が向いています。

どんな人にも平等に対応できる人

歯科医院にはさまざまな症状を抱えた方が来院されます。

患者さんは一人ひとり年齢、性別、症状、生活習慣など背景が違うため、さまざまな患者さんに柔軟に対応することが必要です。

相手に対して態度を変えず、平等に接することのできる人は、歯科衛生士に向いているといえます。

「歯科衛生士に向いている人の特徴」を読んでいかがでしたか。

歯科衛生士は幅広い世代と関われる職業であるため、色んな人の価値観を知れ、自分の価値観が広がります。

一人ひとりと密接に向き合える職業であることが、歯科衛生士の魅力です。

歯科衛生士に向いていない人の特徴

次に歯科衛生士に向いていない人はどんな人なのか、紹介していきます。

これも今の自分に照らし合わせながら考えてみてください。

柔軟に対応できない人

歯科医院には日々、さまざまな症状を抱えた患者さんが訪れます。

そのため相手に合わせた対応や適切な処置をすることが必要になり、柔軟な考え方や臨機応変に動けることが求められます。

コミュニケーションを取ることが苦手な人

歯科衛生士は患者さんからの情報を聞くなどの質問力、患者さんの情報を歯科医師に伝える伝達力が必要な仕事です。

相手が何を悩んでいるのか、何を求めているのか適切に聞けていないと、診療が滞ることにつながります。

密接なコミュニケーションを取ることが苦手な人は、苦痛に感じる可能性があります。

ミスや失敗をずっと引きずりやすい人

歯科医院には色んな患者さんが訪れるため、小さなミスや言葉の行き違いによりクレームや指摘を受けることがあります。

また、歯科医師や先輩の歯科衛生士から厳しく指導されることもあると思います。

自分の失敗だけに捉われず、何を改善していけばいいのか視点を変えて実践していくことが大切です。

「歯科衛生士に向いていない人の特徴」を紹介していきました。

自分と当てはめてみていかがでしたか。

人と接することが苦手な人は、自分から人に挨拶することや人に質問するなど、日常で出来ることから始めてみましょう。

自分が出来ることを少しずつ積み上げることで、出来なかったことが出来るようになってきます。

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歯科衛生士に求められる能力・必要なスキルとは

歯科衛生士として長く勤務し続けるには、適正だけでなく、「能力やスキル」も必要となってきます。

ここでは、診療補助やクリーニングの技術ではなく、歯科衛生士として働く上で必要な能力について職会していきます。

コミュニケーション能力

歯科衛生士は人と関わることが多い職業です。

患者さんや歯科医師との伝達の役割になるだけでなく、患者さんの歯科治療に対する不安も察知し、意思や考えを聞く役割もあります。

患者さんが安心して治療を受けられるようサポートする姿勢が大切です。

先読みする力

歯科医院は、限られた時間の中で患者さんの診療をするため、先読みする力と判断が重要になってきます。

診療中の歯科医師の動きを先読みすることや、周りの状況を見て動くことで、診療が円滑に進みます。

勤務中は自分の業務だけでなく、常に周りの状況も把握しておきましょう。

分析力

日々の業務の中で上手くいくこともあれば、上手くいかないこともあります。

失敗したことに目を向けるのでなく、どう改善していくか考えることが大切です。

歯科医師や歯科衛生士の先輩に相談をしたり、勉強会に参加して学びを深めることで、失敗が糧となり成長できます。

情報収集力

歯科医院にはさまざまな患者さんが訪れ、求めている情報は多種多様です。

そのため歯科衛生士は、相手に合った情報を的確に、わかりやすく伝えることが必要です。

患者さんから情報を聞き出す能力と、歯科の知識を的確に伝える能力の両方がバランスよく身につけていきましょう。

歯科衛生士として働く上で必要なスキルや資質について紹介していきました。

どれも、周りや相手の様子をよく見ることが共通しています。

日常から相手は何を考えているか、何を求めているか、アンテナを立てて過ごして見ましょう。

歯科衛生士はこんな人におすすめ

ここまでは、歯科衛生士の適正について紹介していきました。

こちらでは私の実体験も交えて、どんな人におすすめか紹介していきます。

手に職をつけたい人

変化が激しい現代を生きていくために、持っていて役立つものが「資格」です。

歯科衛生士は国家資格であり、全国で働くことができます。

歯科医院だけでなく、病院、施設、製薬会社、歯科材料メーカーなど多岐にわたる場所で活躍できる、専門性が高い職業です。

自立して、安定した給与を貰いたい人

歯科衛生士の初任給は、厚生労働省の調査から、2017年は20万3500円とされています。

日本の初任給の平均額は約19万円であるため、歯科衛生士の初任給の方が、少し高めであることがわかります。

私も、女性が1人で自立できる職業を探しているときに、見つけたのが歯科衛生士でした。

歯科衛生士は夜勤がなく、場所によってはシフト制で自由が効くため、女性におすすめの職業です。

ライフスタイルが変わっても、働き続けたい人

歯科衛生士は女性が多く、結婚や出産などでライフスタイルが変わりやすい傾向があります。

国家資格であるため、パート勤務やブランクが空いても復職しやすい職業です。

復職に不安がある人に対して歯科衛生士会では、歯科衛生士の復職サポートの研修を行うなど、長く歯科衛生士を続けやすい体制があります。

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まとめ

「歯科衛生士に向いている人、向いてない人」を読んでいかがでしたか。

歯科衛生士は口の健康を通して、患者さんの生活習慣を整え、身体全体の健康をサポートできる魅力的な職業です。

最初は慣れないことがあっても、経験を積むことでやりがいが出てきます。

健康は全ての人にとって重要な要素なので、自分の仕事に誇りを持てる職業になると思います。

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