私はとある製造メーカーの情報システムチームで社内SEとして働いています。
社内SEで働くことを検討している方に、そこでの経験が少しでも参考になれば幸いです。
社内SEの仕事はきついの?楽なの?
社内SEとしての仕事は個人の経験や感じ方によって異なる面があり、一概にきつい・楽と割り切ることはできません。
一部の人にとってはきついと感じるかもしれませんが、同じことを楽しいと感じる人もいます。
自身の適性や会社の風土によって業務への取り組み方や感じ方が変わるため、状況を見極めることが大切かと思います。
社内SEの仕事がきついと思うところ
では社内SEの仕事がきついと思うところを紹介していきたいと思います。
納期に追われるところ
社内SEはプロジェクトのスケジュールや納期に常に追われます。
プロジェクトを進めながら急を要する既存システムのトラブルや障害対応もあり、計画通りプロジェクト完了することはほとんどありません。
常に学習が必要
新しい技術や常に変化する要件に追従する必要あります。
新たな技術で業務の効率化を推進していくことが求められます。
そんな提案ができるように新たな技術の学習にも多くの時間と労力を要することがあります。
社内SEの仕事が楽だと思うところ
一方で、社内SEの仕事には楽しさもあります
達成感があるところ
問題解決の達成感やシステムの改善によって生産性を高めることへの喜びがあります。
プロジェクトベースで仕事が進むため、目的・目標の達成が測れること利点です。
自身の仕事の成果が目に見えることはモチベーションの向上にもなります。
多くの人と接する機会がある
社内SEは他部署の社員とのつながりはもちろん、外部のSIerと呼ばれるベンダーとのつながりも非常に多くいろんな人と仕事ができることに楽しさがあります。
案件の数だけ人とのつながりも増えるため、多くの人脈を形成することができます。
社内SEの仕事できつかった体験談
急な障害対応が必要な状況がたまにおきます。
深夜にシステムがダウンしてしない、翌日の全社業務に影響を及ぼす状況だったため徹夜でリカバリを実施したり、一日でシステムの稼働切り替えを行わなければならず、夜間誰もシステム利用していない時間帯に、リリース・テストを実施したり。
睡眠不足やストレスから体調を崩してしまうメンバーも中にはいます。
ピンチの時こそ頑張れる人が、社内SEに向いているといえるかもしれません。
社内SEの仕事がきついときの対処法
社内SEの仕事がきついと感じた場合の対処法をいくつかお伝えします。
・プライオリティの設定
重要なタスクを優先し時間の使い方を工夫することで効率的に仕事を進めることができます。
優先度の低い作業はいっそのこと自身のタスクから除外することもあります。
・チームとのコミュニケーション
社内SEはチームで業務をしています。一人ではありませんのでチームメンバーと協力し、本当に大変な時は負担を軽減し合うことができます。
・ストレス解消法
趣味や運動などリラックスできる時間を作ることで、ストレスを和らげることが大切です。
私の場合ランニングが趣味で、どんなに忙しくても走れる時間を確保しています。
まとめ
最後に、社内SEの仕事はきつい側面もあれば楽しい側面もあります。
プロジェクトの締め切りや技術の変化に対応することは大変ですが、問題解決の達成感やチームとの協力による成長を感じることもできます。
きつさを乗り越えるためには適切な対処法を持ちバランスの取れた生活を心掛けることが重要です。
自分のスキルや価値観と合致するかどうかを考慮した上で、社内SEの職に挑戦することを検討してみると良いと思います。
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